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LETT92.GIF湘北連絡会ニュース No.35    2004年3月1日

全世界で連帯した人民だけが
戦争を止められる!

戦争への道を許すな!2・1座間行動

 2月1日キャンプ座間に隣接した座間公園で、基地撤去をめざす県央共闘会議と神奈川平和運動センターが主催して、「戦争への道を許すな!2.1座間行動」自衛隊のイラク派遣に反対する集会とデモがあり陸上自衛隊座間分屯地(隊)に申し入れ行動をしました。参加は250名でした。百万人署名運動湘北連絡会は集会での発言(座間基地におけるメッセージ)要旨を下記します。

 とめよう戦争への道!百万人署名運動は、日米の新防衛協力のための指針(新ガイドライン)の合意がなされる前日、即ち1997年9月22日に結成されました。それ以来私たちは、戦争への道をとめるべく署名活動を行ってきましたが、今日、小泉内閣はついに憲法を捨てて、自衛隊をイラクに派兵しました。1945年8月15日敗戦の日から59年にして、日本は再び戦争に突入しました。イラク戦争は日本が起こしたものではありませんが、もともとイラクという国連加盟国である主権国家を、国連決議もないのに、暴力で崩壊させたのは、米国ブッシュ政権であります。その米国と日米同盟を結んでいるからと言うことと、石油の利権のために、小泉内閣は自衛隊をイラクに送り込みました。小泉首相は「戦争に行くわけではない」と言っていますが、航空自衛隊の輸送活動は、米英軍の補給活動であり、陸上自衛隊も装甲車や対戦車砲やヘリコプターまで持っていくというのは「人道支援」ではなく「戦争」に行くことであります。この無謀な戦争に派遣されるのは、政治家ではなく、高級官僚でもなく、真面目な自衛隊員なのです。このまま行けば、この「座間基地」からも派遣されるでしょう。劣化ウラン弾による被曝の危険もあります。自衛官の皆さん!「イラク派遣命令」が出ても応じないでください。拒否しても罰する法律は、まだないそうです。今や、世界中でイラク侵略戦争反対の声が渦巻いています。来る3月20日イラクに空爆が開始された昨年3月20日、「反戦」を訴え、「世界同時行動」が呼びかけられています。これを機会に、自衛隊は、勿論米英の侵略軍は即時撤退し、イラク人に主権をわたすことをさせなければなりません。その為には、自衛隊のイラク派兵をなんとしてでも食い止めなければなりません。とめよう戦争への道!百万人署名運動湘北連絡会は、皆さんと共に、この「戦争」を食い止めるため戦います。

自衛隊イラク派遣の差し止めを要望する陳情

 2月17日、相模原市議会にとめよう戦争への道!百万人署名運動湘北連絡会は、代表の郡山直を先頭に伊倉二郎・井殿準・高塚陽一各氏の連盟で、「自衛隊イラク派遣の差し止めを要望する陳情」をしました。陳情の趣旨は、

 「とめよう戦争への道!百万人署名運動湘北連絡会は、1998年6月に日米新ガイドラインと有事法制に反対する運動として発足以来、戦争への道をとめるべく署名活動を全国規模で続けてきました。ところが、昨年3月20日米英のイラク攻撃以来、小泉内閣は日米軍事同盟を大事にして、イラク派兵基本法計画を決定し、遂に、今日にいたって自衛隊をイラクに派兵しました。もともとイラク戦争は、国連加盟国である主権国家を、国連決議(国連はまだ大量破壊兵器の査察中であった)もないのに、、暴力で崩壊させたのは、米国ブッシュ政権であります。その米国と軍事同盟を結んでいるからと言うことと、石油権利のために、小泉内閣は自衛隊を派遣しました。イラク人民の米英軍の軍事占領に反対する抵抗運動は「ゲリラ戦」となって続いています。占領下のイラクでは米軍が住民に残虐行為があると聞きます。小泉首相は、「戦争に行くわけではない」といいますが、航空自衛隊の輸送活動は、米英軍補給活動であり、陸上自衛隊も対戦車砲やヘリコプターまで持っていくというのでは「人道支援」ではなく、「戦争」にゆくことであります。これは日本国憲法第9条違反ばかりでなく自衛隊法に違反するものです。このままゆけば、北海道の次はどこ、どこと、隣接の「座間」基地からも派兵されるでしょう。座間基地に勤務する自衛隊の中にも相模原市民である自衛隊員もいることでしょう。自衛隊員にイラクの人たちを殺させないためにも、また、自衛隊員が殺されないためにも、日本が「イラク戦争」に自衛隊員を派遣する事に反対です。今や、世界中で、イラク侵略戦争反対の声が渦巻いています。憲法を守って自衛隊のイラク派兵を差し止めるか、米国追従の軍国内閣のいいなりになるか、、日本は、重大な判断の分かれ道に来ているのです。判断を誤り、再び戦争国家にならないようにしてください。そして、庶民の声を聞いて、地方議会から政府を正してください。以上のことから、討議会として自衛隊イラク派遣の差し止めを政府並びに関係部署に要望して下さるように陳情致します。」

です。市議会で、どの会派が、どのような討論をするか、戦争に反対し憲法を守る立場で見守っていきましょう。

千人針と黄色いリボン運動

 北海道・帯広市役所に黄色いリボンがおかれたと報道されました。(朝日:2/4付)第二次大戦を経験された方は、「千人針」運動を連想されたのではないでしょうか、そうです、あの時も「日の丸」の小籏と「君が代」に送られ、家族の悲しみの涙で送られて戦場に向かい、残された家族が兵士(自衛隊員)が千人針を刺したの同じ光景です。

 

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