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LETT92湘北連絡会ニュース No.34    2004年2月1日    

平和のときの反戦運動から、戦場に軍隊を派兵したあとの反戦運動へ!

航空自衛隊本体が戦場に!(1/22)陸上自衛隊本体に派遣命令!(1/26)
戦後60年、”戦争を二度としない”の誓いを破って、殺し殺される戦場に軍隊を派兵!

 人道復興支援という美名に隠れて、米英軍によるイラクの軍事占領を支援するための自衛隊派兵が、自民党・公明党によって閣議で決まり、1月22日航空自衛隊小牧基地(名古屋)から、戦後初めての自衛隊本体が戦場へ飛び立ちました。
 さらに、陸上自衛隊が公明党に指示されて派兵されます。日本は、いよいよ終わりのない泥沼戦争へと突入しました。国内では、戦費調達に弱いところから取れと、社会福祉を切り捨て、労働者にはリストラ・賃金切り下げで路頭に投げ出しています。

人道支援は軍事占領! 占領は人民に銃を向けることだ! 
   抵抗運動=レジスタンスをテロだテロだと言いなす、ブッシュ・小泉!

 米英によるイラク占領から1年、占領軍とその支援者への抵抗はやむどころか、ますます激しさを増しています。かつて、ナチス・ヒットラーの軍事テロと占領に対する抵抗運動=レジスタンスがフランス全土で戦われたのと、同じ事が起こっているのではないでしょうか。
 かつて日本が中国を侵略したとき、侵略軍への抵抗を「匪賊・馬賊」だのと罵り、自分たちのテロを覆い隠し、国民を戦争に動員した歴史を、イラクへの自衛隊派兵と重ねることができると思うのです。国民を戦争に動員した歴史を、イラクへの自衛隊派兵と重ねることができると思うのです。テロリストは米ブッシュであり、支援を惜しまない小泉であり、イラクとイスラム人民が、この軍事占領に抵抗しているのが、今日、昨今の情勢ではないでしょうか。
 イラク派兵に反対しているのは、国民が反対しているだけではなく、派兵される当の本人である自衛隊員とその家族が反対しているのです。自衛隊を派兵して占領に加担し、日本人民をイラクの人たちの怨嗟と憎しみの的になることをきっぱりと否定して、戦争に反対する全世界の人々と力を合わせていきましょう。

報道管制のすごさと、報道機関の弱腰!

 人民を戦争に動員していくには、事の本質を報道しないことに始まります。かつて、第二次戦争中に「大本営発表」といって、新聞報道は全て軍・政府が発表する都合の良い偽情報しか流されませんでした。このことが、早速起こりました。1月22日、小牧から航空自衛隊本体の出発の時、ゲート前での抗議に何時に飛び立つのかいっさい知らされず、報道管制がしかれていました。 
 新聞によると、現地(イラク)では、自衛隊からの情報のあまりの少なさから報道陣の間で争いが生じ、これを口実とした報道規制のあることがかいま見られます。

 

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