ゼロの連続
πで12個;「ゼロの誕生」で68個

(2009年11月記載)

木下眞二

 円周率πで2兆けた以上の新記録

 2009年4月に、筑波大学計算科学研究センターで、円周率πの計算の世界新記録が得られました。スーパーコンピューターを使って、2兆5769億8037万桁を求めることができました。


000000000000

 求められた数字の連続の中に「000000000000」という、ゼロが12個連続している部分があることが分かりました。
数字がアトランダムに続くとすると、各桁で、数字がゼロになる確率は1/10であるので、2兆を越す桁の中では、ゼロが12個連続する確率は、2回または3回となるものと思われます。


パズル「ゼロの誕生」では ゼロが68個連続

 一方、木下眞二が創作したパズル「ゼロの誕生」では、次に示すように、最大68個のが連続して求めることができました。

 を含まない68桁の数を二乗すると、68個の0が連続して出現します。

635971524519769674254974571569715143447858957193912378482894522546972
=4044597800000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
000
388010374103983243462524801112700342822586951861176958561809

 中尾寿康さん(東京都 富士通),後藤丈志さん(東京理科大学工学部数学科)のコンピューターによる協力で求めることができました。68桁の回答は後藤さんによるものです。

 円周率の計算では、12個のが連続したの対して、(問題の種類が異なるが)パズル「ゼロの誕生」では、68個ものを連続させることができたのは、まさに驚異的であると、自画自賛!!  

 なお「ゼロの誕生」では、68個を越えるの連続は不可能であると考えられています。


円周率の計算でが68個連続するのは10の56乗年後

 今回の前の世界記録は、1999年9月の円周率の計算で、2061億桁を求めています。(東京大学金田康正教授のチーム)
つまり、桁数が10倍になるのに10年かかっていることになります。

 従って、円周率の計算で、68桁のが連続するには、10の56乗年も要することになり「不可能」であると考えられます。


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