民衆が期待する状態(Expected state)と
現状(Existing state)との差から生じる
不満足感(Unsatisfactory feeling)

近日掲載
| 国の豊かさと民衆の満足感とは必ずしも平行しないようです。 日本では、1960年代、1970年代の高度成長期に、学生を中心とした民衆の間に不満足感が高まって、60年安保闘争や70年学生紛争などが起こっていました。しかし、90年代に高度成長期が終わって、明らかな低成長期になってきているにもかかわらず、現状では、若者を含めた民衆の集団的行動は起こっていないようです。 1990年頃の高度成長期の終わり頃に考えて、作って見た図が出てきたので、もう一度、考えてみたいと思います。世界の民衆の現状と合っているかどうか。 上の図の中の太い線は、国(または、ある集団)における、平均的な経済的豊かさの変化を示しています。経済的豊かさの変動は、単にGNP(またはGDP)の変動だけでなく、近隣諸国との相対的評価も加わるものと考えられます。
1.現状の経済状況(太線)が急速に上行する時(上図)は、近い将来に達する状況が予測可能であり、経済的期待値(細線)は現状の変動より急速に上行する。この結果、現状と期待値の差は急速に増大して行く。つまり、現状と期待値の差による、民衆の不満足感(破線)は、現状の経済的状況が上昇を続けているのにもかかわらず、強く増大して行く。 2.期待値が上行する時は比較的速いが、下降する時は比較的遅い。 3.従って、現状(太線)が大きく上行を続ける場合も (図の上部)も、大きく下行を続ける場合(図の下部)も、期待値(細線)との間に生じる、民衆の不満足感(破線)は増大するが、それらの様相はかなり異質である。 (続きは近日掲載) |
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