ジーザス・クライスト=スーパースター 
         

                   〔エルサレム・バージョン〕


         

                              福岡シティ劇場 1階 S席  L 列5番
                                               


                      当日のキャスト



  ジーザス・クライスト 柳瀬大輔   ユダ 芝 清道   マグダラのマリア 井上智恵
  大司教カヤパ 高井 治    アンナス 喜納兼徳   司祭1 長 裕二  
  司祭2  増田守人  司祭3 小林克人   シモン 高 榮彬  ペテロ 賀山祐介
  総督ピラト 村 俊英    ヘロデ王 半場俊一郎  
  

2004年5月23日(日)初日マチネ


5年ぶりの再演となる「ジーザス・クライスト=スーパースター」。
全国に先がけて始まった福岡公演の初日に行って参りました。
四季ファンになってまだ9ヶ月の私には、もちろん全く初めて見る演目です。
あのアンドリュー・ロイド・ウエーバーが若くして書いた出世作ですが、1973年アメリカ
制作の同名タイトル映画は観たことがあるので、大まかなストーリーは知っていました。


四季では初日のキャストは開演直前まで発表されないとのことで、家を出るまでは
わからなかったのですが、キャナルシティに着いて「さて軽く昼食でも」と思った矢先に
携帯メールで、某お嬢さんから「高井さんはカヤパ役!」の速報が。
あわてて四季公式サイトをチェックして、村さん、高井さんのダブルファントム登場を
知りました。全国のオペラ座ファンがきっと、この時間帯「おぉ〜!」ってなってたんじゃ
ないでしょうか。

村さんのピラトは予想の範囲内でしたが、高井さんがカヤパでミッキー帽子・・。
嬉しいと同時になんだか緊張してきましたよ、笑いそうで(爆)


さて、ばたばた昼食をすませて福岡シティ劇場へ。
「オペラ座の怪人」千秋楽から約2ヶ月。パネル展に一度来たものの、観劇はホントに
久しぶりです。でも、まさかこんなに早く、大好きなお二人のファントム俳優さんに
会えるとは思いませんでしたわ。

到着してみれば入口から15台ほどスタンド花が飾られて、関係者らしい方々が
あちこちでご挨拶の真っ最中。
ホワイエでは会員証とチケットで応募できる、Tシャツプレゼントのキャンペーンをやって
いました。その日のうちに5名の当選者がわかるそうです。


ホワイエで、まずはプログラム1300円也を購入。あらためてキャスト表を見ると、特に
女性アンサンブルは中国名、韓国名のお名前がずらり。日本名だとはっきりわかるのは
井上マリアを除いてお二人だけです。 これはお稽古も大変だったでしょうね〜。

しかし初日にもかかわらず、当日券あり。やっぱり東京公演、全国公演もあるし、
九州近郊のお客様だけでは厳しいのかなー。
今日の席はL列上手寄り。
中央通路を挟んでるので、前が広くてなかなか見やすそうです。


劇場に入ると、幕は最初から上がったまま、エルサレムの荒野が広がっています。
想像していたより後方の傾斜がキツイのにビックリ。
「キャッツ」の舞台もなだらかに客席方向へ傾斜がついているそうですけど、
「ジーザス・クライスト=スーパースター」の傾斜はあんなもんじゃありません。
これほど坂道状態だと、走ったり踊ったりが大変かもしれませんね。



さて、照明が落ちて暗い中から舞台は始まりました。




オーヴァチュア

何もなかった荒野に、照明がつくと沢山の人が倒れています。
音楽が始まり、傾斜の向こうから柳瀬ジーザスと芝ユダがあらわれました。
芝さん、ちょこっと第一歩で傾斜に足を取られたみたいですね。
過去の公演のビデオで見ていたのより柳瀬さんの髪が長いなあ。
芝さんはちょっとおヒゲが少ないけど、印象としてはあまり変わらないかな。


最初のうちは歌はなし。
音楽だけで、ジーザスを慕って集まる弟子や群集が表現されるんですね。
ユダが中央でひざをついて座り、ロックのビートに合わせて、身もだえるような苦悩の
ダンスを見せます。
前屈みになって祈るような仕草をしたり、天に手を差し伸べるようにしたり。
登場からユダは屈折した複雑な心理を表現しているんですね。
柳瀬ジーザスは静かな表情で、民衆に手を差し伸べています。


ユダのソロが始まりました。
生で芝さんが歌うのを聴くのは初めて。なかなか特徴のあるお声ですね。
シャウトしたり、セリフと歌の中間のような発声もあったり。CDの寺田さんは極端だけど、
ユダはこんな風に歌うという決まりがあるのかな。



今宵安らかに

今回マリア役に初挑戦だそうな井上マリア。
鹿賀ジーザスCDの久野マリア、保坂マリアを少し聴いたことがあるので、どうしても
比べてしまいます。映画のマリアも温かみがある良い声だったな〜。
井上さん、綺麗な声ですが、もっと特徴ある声の方かなと思っておりました。
あまりクセのない印象を受けました。
ジーザスに寄り添い、顔を水で拭いたり足に香油を塗るマリアを苦々しい表情で、
ちょっと遠巻きに見つめるユダ。
ジーザス、ユダ、マリア、群集たちの気持ちはそれぞれに別の方向を見ている、
そのことに対するジーザスの苛立ちを感じました。
さて、これからどんな風に展開していくんだろう?



ジーザスは死すべし

出ました、高井カヤパさま! 
ミッキーマウスみたいな黒い帽子をかぶり、上下ひと続きになった黄色っぽくて長い
衣装に焦げ茶のマント風上着姿。
バックルの大きなベルトをしていらっしゃいます。ファントムのマスクがない分、
素顔に近いのかなと思ったら、これがなんと申しましょうか。別人かと思われるような
二枚目ぶり(暴言失礼、でも褒めてるんですよ☆)
面長のお顔に切れ長の目。眉毛もアイラインもしっかりキリッとした、クールな横顔の
大司教さまでした。


それからオペラ座のレイエやルフェーブル役ですっかりお馴染みになった喜納さん。
義父のアンナスもカヤパと同じような衣装、ベルトはありません。司祭の3人のうち
おひとりは長さんだとわかったのですが、初見ゆえ小林さんと増田さんの区別が
私にはあまりつきませんでした。


ジーザスが民衆に与える影響を恐れ、抹殺を画策する場面。
久しぶりに聴く高井さんのバリトンボイスが響きます。
喜納さんのテノールとの対比が明確で良いですね。
いつか、高井さんご自身もバリトンは悪役とか屈折した役柄が多いと仰ってましたけど、
ホントにこういう役、ぴったりかも。
高井カヤパが中央で、左右に立つ司祭たちをじろりじろりと横目で見やりながら
歌う表情が「おおっファントムと違う!」って感じ。
当たり前なのかもしれませんけど、この別人度の大きさは良いですね〜。


しかし、ちょっとビックリしたのは高井さん、「バカな、わからぬか」の
「バカ!な」 のひと言だけが、えらく力が入っていたこと。
観劇のあとで、ご一緒したお嬢さんたちと
「かりにもお義父さんに対して、娘婿としてあの言い方はないんじゃないか」
という話になりましたわ☆
まるで「渡る世間」のドラマを見た感想みたい(笑)



ホサナ

カヤパ達が舞台の端の方に立って、後ろから民衆とジーザスが登場します。
熱狂的にジーザスを支持する民衆ですが、映画では「私のために死んでくれる?」と
民衆に尋ねられて、ジーザス役のテッド・ニーリーが一瞬「え?」って戸惑う
表情を見せるのが印象深かったなあ。



狂信者シモン

シモン役は高榮彬さんとおっしゃる韓国出身の方。
動きが激しい中「とこしえの栄光と力を得たのです」の歌詞を繰り返す
難しい歌ですけど、音程がかなりズレたのが気になりました。
この方、今年「キャッツ」仙台公演で、たしかマキャビティを演じられた方でしたよね。
日本語だからというより、これはもっと基本的な問題かな。



ピラトの夢

下手の穴みたいなところから村ピラト登場。
ローマの総督という役だそうです。そういえば、他の人たちとは全く服装の感じが
違います。ぼんやりした感じの青白いライトに照らされて歌う、ファントムマスクなしの
村さんがとにかく珍しくて☆
あっというまにソロが終わって、歌のタイトルどおり「今のは夢?(笑)」状態でした。



裏切り・賞金

芝ユダがあらわれて、とぼとぼと中央に歩んできます。
ジーザスを裏切ることに迷いつつ、「金が欲しいんじゃない。行き過ぎのあの人を
止めるためだ」と自分に言い聞かせるユダ。
司祭軍団が登場して、ジーザスが一人でいる時間を教えてくれれば、銀貨をすぐに
払おうと約束します。
アンナスが投げた銀貨の袋を拾わせるために、高井カヤパと喜納アンナスが両側から
片膝をついて、ユダをひきずるように連れて行くのですが、
全体を通して高井さん、ここが一番大きな動きなんですね〜☆
このカヤパさま、とにかく動きの少ない役で、舞台にいる時間の大半は
立ってるだけ(笑)。 楽と言えば楽だけど、ご本人ももの足りないかもしれません。
黒い手袋をしてるからあの手の美しい動きを見せる機会もないし、歌も少ないのが
ちょっと残念。


「木曜の晩、彼は一人でいるはずです ゲッセマネに」とついに告げてしまうユダ。
高井さんと喜納さんが顔を見合わせて、ゆっくりうなずいていらっしゃいました。
あぁ〜ファントムとレイエ先生が・・(笑)スミマセン、どうしてもファントマーゆえの
「オペラ座変換」が起こってしまうのはお許し下さいませ。



ゲッセマネの園

柳瀬ジーザスの見せ場のひとつがこの場面。迫力のある歌声です。
映画のテッド・ニーリーも高音がスゴイんですけど、柳瀬さんも圧倒的な存在感を示し
ます。ビーストみたいなコミカルさのある役からすると、ホントにシリアスで、歌声で
魂の叫びまで代弁させなくてはならない演目ですね。
客席はこの日、ちょっと寒いくらい冷房が効いていたのですが、柳瀬さんの顔や首には
スゴイ汗が光っていました。



ペテロの否認

ようやくこの場面で、ペテロ役の俳優さんがわかりましたよ。使徒の説明なども最初から
一切ない上に、主役と司祭達以外は皆同じような服装なので、とにかく人物の関係が
わかりにくい。できればゼッケンか名札をつけて欲しいわ(笑)
全く予備知識なしに観劇するのはかなり難しそうです。



ピラトとキリスト

村ピラトの前にジーザスが引き出されて来ます。
でもCD聴いたときから思ってるのですけど、世間を騒がせている男の様子があまりに
みずぼらしく普通だと驚くピラトの歌詞
「この、しおたれた男が」 って、今はあまり使わない言葉ですよね〜。
最初聴いた時は方言かと思いましたわ。
「潮垂れた」は袖から海のしずくが垂れる様子、転じて悲しみに沈むありさまだと
辞書には書いてありましたけど、初演から30年近く。
若い観客の皆さんには、ついてこれる言葉かなあ?



ヘロデ王の歌

楽しみにしていたヘロデ王の歌。暗転の間に荒野に絨毯が敷かれています。
まばゆいほどの白い衣装のヘロデ王とヘロデガール達。半場ヘロデの歌声は想像通り。
オペラチックで正統な美声ですけど、演技としてはもっとコミカルにやっても良いような気がします。せっかくヘロデガールのダンスもコミカルな振り付けになってるんですもの。
ギャグに徹して欲しい。半場さんの解釈はどうなんでしょう?


やりなおすことはできないのですか

小高い丘から、ジーザスに呼びかける井上マリアと賀山ペテロのデュエット。
「わかりはするけれど」の声が美しい!賀山さんには今回初めてお会いしましたけど、
おもわず身を乗り出してしまいました。



ユダの自殺

映画版では、ユダは丘の頂にある木で首をくくるのですが、この舞台ではどんな風に
描かれるのか興味ありました。
ジーザスを裏切り、売ってしまったことを後悔するあまりどんどん狂気の淵へ
追い込まれていく芝ユダの表情、おびえた小心者の表情が真に迫っています。
最後は舞台中央にあいた、アリ地獄のような穴に引き込まれて行くのですね。
自殺というより、運命に飲み込まれていくという感じなのかな。
断末魔の悲鳴が、胸に突き刺さるように響きました。
「さよならユダ あわれなユダ」という天からの声のような静かなコーラスが、
なんとも言えない余韻を残します。
人間のおろかさを見下ろしている、人間を越えた何かの存在。
役目を終えたコマを捨てるような視点に、怖さをおぼえました。



ピラトの裁判と鞭打ちの刑

中央に転がり出てくる柳瀬ジーザス。
気がつくとまわりに群集が一杯。村ピラトが上手から、司祭たちは下手寄りの
奥の方に立っています。屈強な兵士も5〜6人かな。
その中で始まったピラトの裁判シーン。

端然と座るジーザスを詰問する村ピラトですが、どうもここで歌詞をちょこっと
間違えたみたいですね。

私も確証はなかったのですが
「なんか今、村さん文章にならないことを言わなかった?」と
内心思っていたら、ご一緒した方があとで同じことをおっしゃっていたので
「あぁやっぱり・・」ってことに☆

正しくは  「真理とは 私たちの 真理と 同じものか」のはずなんですけど

初日は 「真理とは 私たちと 同じものか・・・真理」 になっていたようです。

村さん、初日だし緊張してたのかしら。 「おいおい」と思いつつ、
そういうところもおちゃめで好き♪ってなるのは甘々のファン心理ですね。
どーもスミマセン(^^A)


閑話休題。

でもこのシーン、実際は異様な緊迫感と迫力に圧倒されるばかりでした。
ウワサには聞いていたけど、これほど凄いとは。
舞台を前方に、後方にと引きずりまわされる柳瀬ジーザスと、
長いムチで彼の背中を打つ上半身裸の兵士。
村ピラトのカウントは鹿賀CDと違って日本語だったのですけど、
そんなの全然気にならない。 とりつかれたような群集の嬌声があがる中
光るナイフのように鋭いカウントが、耳に突き刺さります。


そしてカウント30近くだったかな。
移動する村ピラトが、傾斜後方に立つ高井カヤパと最接近。
オペラグラスを覗きながら「うわ、ファントムのツーショットだぁ・・」と
ファントマーの夢の瞬間を堪能しました。
高井カヤパは終始クールに、刑の様子を見ているんですね。
苦しそうにカウントする村ピラトをちらっと一瞥する、その酷薄そうな表情!
思わずゾクゾクしましたわ〜。
口元に薄く笑いを浮かべたりして、この残酷なショーを眺めるカヤパは、
自分の手を汚さずして一番汚いことをやっている腹黒い大司教さま。
(これ、ホメ言葉ですよホント♪)


そうですよ、高井さん。そうこなくっちゃあ。
あなたの表現の中にある奥深い冷たさは、こういうサディスティックな役柄には
ピッタリかも。 ぜひ自信持ってこの悪役に挑戦して頂きたいです。
もちろん高井さんご自身が腹黒いとかそういう意味じゃありません。
でも村ファントムと高井ファントムが根本的に持っている 「表現の違い」にも
通じるものがありそう。


てなわけで、奥のお二人に目を奪われてたので、ジーザスは眼中に入らず(笑)
気がついたら背中がボロボロになって、もう足元に倒れていらっしゃって。
「あれ?」って感じ(笑)
柳瀬さん主役なのに、ごめんなさい☆
完全に間違ってますよね、この観劇姿勢。
でもあとで聞いたら、当日ご一緒したオペラ座ファンの皆さんは
全員、似たりよったりの状況だったみたいです。
まあ初回は仕方ありませんね。お許しくださいませ。



スーパースター

ミュージックフェアで見た、ハードロック歌手みたいな扮装の芝さんが上手から、
ソウルガール3人は下手の穴から出て来られました。
お馴染みのメロディの中、舞台の上では柳瀬ジーザスが十字架を背負わされて
よろよろ歩いています。
なるほど、こういう場面だったのですね〜。
ソウルガール3人がとっても綺麗。韓国の方なのかな。特別綺麗な女性のお顔と
セクシーな衣装に目の保養をさせていただきましたわ。





釘を打つ金属音が響いたあと、ついに十字架が立ちました。
お芝居だとわかっていても、ジーザスの手からポタポタ落ちる血には胸がドキドキ。
残酷な処刑に、息苦しいような気分になります。
カヤパとアンナスが十字架をじっと見上げて立つんですね。
ジーザスが叫び、現代音楽風の狂ったようなピアノの音がやむとき
時間を断ち切られるように突然訪れる 死の静寂。


目にしみるような群青の空をバックに十字架が浮かび上がり、
徐々に暗くなる舞台。
マリアが呆然と膝をついている様子がわかりました。


完全に真っ暗になり、音楽がやんだあと、しばらく間があって、
ようやく思い出したように観客から拍手が。

「これで終わったんだぁ・・」と皆、思ったんじゃないでしょうか。
初めて見る方が多いし、なんか腰が抜けたような感じになったのかもしれません。



でも、そのあと始まったカテコには、また別の意味で腰が抜けたかな(笑)


「スーパースター」の曲が流れ、舞台が明るくなりました。
十字架の部分には白い幕が下りています。
群集の皆さんがならび、3グループに分かれてご挨拶。
司祭、ピラト、ヘロデのご挨拶もあって
傾斜の後ろから主役の3人が現れます。


芝さんが残って、傾斜の向こう側からソウルガールを呼び出すんですね。
それから芝さんが左右に「みんな出ておいで」みたいな合図をすると
全員が芝さんを頂点にした三角形に。
こぶしに握った手を左右に突き出して、全員ノリノリのダンス。


面白かったのはやっぱり高井さん。無事に初日公演終わってホッとしたんでしょうね
本番中の悪役とはうってかわった、ニコニコ笑顔♪
白い歯を見せて笑ってる高井さんが、珍しくて楽しい。
村さんはこういうとき、あまり笑わないんだなあ、ちょっと意外な感じでした。
観客の皆さんも手拍子で盛り上がります。


傾斜の奥に一列に並んでから、改めて登場人物全員がご挨拶。
順番に傾斜を駆け下りてきて、一礼して左右に分かれて去るという
段取りなんですけど、高井さんが長いパンタロンの裾を踏まないように、
一人だけ、膝の上あたりの裾を両手でつまんで小走りになるんです。
これがもう、上品なお姫様みたいで可愛すぎ☆


ジーザスの復活をイメージしているという、ジーザスを中央にして
皆が円陣を組む「かごめかごめ」みたいなダンスも面白かったな〜。
村さんと高井さんが並んで指をつないでいる場面を見れただけでも
ファントマーとしては本望ですわ。


そのあとも何度も何度もカーテンコールが続き、柳瀬さんが最後まで、
うなずきながら両手を振って声援に応えて下さるのが最高でした。
悲しいラストだからこそ、こういう明るいカテコはホッとしますね。


正直言ってこの日は初見なので、細かいところ、特にジーザスとユダ、主役の
お二人を観る余裕があまりありませんでした。次回はちゃんと拝見せねば。
しかし高井カヤパと村ピラト、あらためてお二人に惚れ直しましたよ、実際。


あーあ、でもこれで、熱狂的神様参りは決定だな(ため息)


福岡ジーザス21公演、いったい何回通うことやら・・・・☆






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