今腕の中で眠るのは愛しい愛しい恋人


昨日は俺の為に頑張ってくれた君

とってもとっても嬉しかったんだよ?

このまま時が止まってしまえば良いと思った程に


だけどね、きっと昨日からの俺は

一昨日までの俺とはまた別の俺で

毎日毎日日を重ねるごと、歳を重ねるごとに

君を好きになるから


だから目を覚ましたら、一番に君に言いたい


『おはようv今日も1日よろしくねv』

(04/06/22)






金も地位も名誉も要らない

本当に陳腐な表現だけれど


――貴方さえ居れば他に何も要らない――

(04/06/30)






年に一度空に架かる橋

輝く星々に導かれ出逢う事の出来る一時


けれどそれだけで果たして満足出来るのだろうか?


きっと自分が彼だったなら

攫ってでももう二度と離れないのに


だから私には橋なんて必要ない

欲しいのは貴方だけ


だから今夜…貴方を攫いに伺います

(04/07/07)






使い古された愛の言葉

本当か嘘かなんて誰にも解らない

だけど…


『愛してる』


そう言った君は世界で一番綺麗だった

(04/07/08)






心の平穏なんて一時も無い

あの時から俺の時間は止まったまま


壊れた心も

それに伴う事なく動き続ける肉体も


この空間に囚われている事に変わりない


過去でなく未来に

囚われられたら良かったのに…

(04/07/09)






『サヨナラ』


それはたった四文字の

重い重い決別の言葉


焦がれるのは

想うのは互いに同じ

けれど相容れぬ者であるのは事実


だから…

心を籠めてこの一言を君に贈る


『サヨナラ…アリガトウ』

(04/07/10)






それは最大の恐怖にして至上の喜び


彼が自分を見なくなる事と

彼が周りを見なくなる事はイコールで


最後の蒼に映るのは自分だけ

最後の蒼を見詰めるのも自分だけ


それは世界で一番残酷で

世界で一番幸福な俺だけの特権

(04/07/11)






『死』

それは常に人の傍らに寄り添う

最大の敵にして最高の友


静かにソレを受け入れる者もいれば

最後の最後まで足掻き続ける者もいる


恐らく自分は後者だろう


みっともなくていい

周りにどう思われようが構わない


唯願うのは望むのは

貴方を見詰められる時間が

1秒でも長く在る事だけ

(04/07/12)






贈られたのは真っ赤なピジョンブラッドの赤い石

それは願いの籠められた『赤』


見付からない探し物

それでも狂わず居られるのは貴方のお陰


叶うならその救いに縋っても良いですか?

(04/07/13)






暑くてべたべたして

毎年毎年この季節は嫌いだ


でも…こんな暑い時期でも

アイツの温もりが欲しいと思う


だから何時もより余計にクーラーの温度を低くして

……アイツの温もりをより感じられるように……

(04/07/14)




top詩再録第八段。
今回の7月分はマメに更新してたんだなぁ…(何を今更…ι)

back