密着☆黒の組織24時 file: 1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
──ある日の『黒の組織』…
いつもは整然としている組織ない中枢。
だが今日は…今日と言う日ばかりは下っ端も上層部も幹部でさえも(笑)慌しかった。
…そんな中でのヒトコマ。当然クローズアップはこの人タチでしょう。
『黒の組織』と言えば…
「おい、ウォッカ! 今日はあの方の誕生日会だ!! 気合い入れて準備しろよ!」
「解ってますって、ジンの兄貴!」
某月某日。
今日は『黒の組織』の最高権力者(と思われる)あの方のお誕生日v
人は見かけによらないとは良く言いますが、あの方はこんな組織に属していながらも、意外にお祭り騒ぎが大好きなお人。(マジ?)
それこそ何か祝い事があれば(それがどんなに小さく、些細な事であっても)、そこら辺の部下に顎をしゃくり(笑)、何処かの小さな街を景気付けに破壊しちゃうくらいにお祭りが大好き☆←色々多々問題発言。
そんなお茶目で考えの大きな(色んな意味で)あの方の為に、組織の活動も3日前からフリーズさせて着々とパーティーの準備…
「おい。あっちの準備も始めたほうが良いだろ」
「そうですね、ではそろそろ…」
ちらりと腕時計を見たジンが、隣りで紙輪っか(よくあるヤツ・笑)を壁に飾りつけていたウォッカへと声をかける。
その促しに時間を確認したウォッカがやりかけの仕事(輪っかの固定・笑)を終らせる。
……その動きは意外にも素早い(笑)。
「それじゃあ私は、ボスの好きな芸でも仕込みましょうかv」
そこに現れたあの方のお気に入り・ベルモット姉さん。
此処暫く……正確には3日程前から姿を見せていなかったのだが…
…どうやら今まで、あの方の退屈凌ぎの相手をしていたらしい。
ちょっと久し振りなベルモット姉さんの姿に、ジンは不敵な笑みを口元に浮かべ、
「頼んだゼ、ベルモット…お前の芸は天下一品だからな」
と、その腕を賞賛する。
『あっちの準備』=『あの方を喜ばせる為の余興の準備』
「ふふ、当然よ」
ジンの言葉を当たり前のように受けとめるベルモット姉さん。
するとそこで、ウォッカが心底残念そうに呟きを漏らした。
「これでシェリーがいたら…もっと盛りあがったンですよねぇ」
「あのコの腹芸は中々だったものね」
…シェリーこと宮野志保。
年に1回ある『お誕生会』の芸がイヤで、組織から逃げ出す…。
【桜月様後書き】
03/12/31〜04/1/10までフリー♪
「欲しい」と奇特なことを言われる方はどうぞお持ち帰りください。
その際、BBSかメールで知らせてくれると嬉しいですv
注:実際(原作とルビ・笑)の『黒の組織』とは一切関係ありません。←当然だろっ!!
【薫月コメント】
ぷ…あはははは!!!(爆笑)
いやぁ…今年(03年)の最後に思いっきり笑わせて頂きましたv
シェリーの腹芸…って、腹芸かよ!!(笑)
見たいかもしれない…(ぇ)←そんな事言うと女史の実験台に使われますよ?(爆)
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