当たり判定エディタを作る
文章:syun
日付:2005/01/30
目次
1.はじめに
2.当たり判定エディタの仕様
1.はじめに
今回は、アクションゲームや格闘ゲームを作るのにあると便利な、
「当たり判定エディタ」の作り方を解説します。
単純なアクションゲームであれば、画像全体をやられ判定としてしまえばいいわけですが、
格闘タイプのゲームだと、画像のこの部分は攻撃判定、ここの部分はやられ判定というようにしなければなりません。
それをわざわざ画像ツールを立ち上げて、ピクセルを計るのはとても面倒です。
そこで、ツールを作って簡単にやってしまおう!というわけです。
ちなみにイメージとしては、こんな感じになります。

(…センスないですね、、。)
Delphi6.0のプロジェクトとEXEファイルです。(hitEditor.lzh)
2.当たり判定エディタの仕様
当たり判定エディタに必要な仕様は以下のようになります。
- 画像ファイルを読み込む
- 当たり判定を設定する
- 定数ファイルを出力する
1は当たり前ですね。まず画像を読み込みます。
2については、
相手にダメージを与えられる「攻撃判定」と、
自分がダメージを受ける「やられ判定」を設定する機能のことです。
イメージ図では、青い枠が「攻撃判定」、赤い枠「やられ判定」となっています。
マウスでぐりっと選択できるようにすると、使い勝手がよいでしょう。
そうやって、設定した当たり判定は矩形となりますので、
または、
というようにして、機能3「定数ファイル」として出力します。
例えば、C言語でしたら、
const int HIT_PLAYER[2][4] = {
{15,20,30,32},
{4,8,23,59}
};
というようにヘッダファイルとして出力します。
あとは、通常は画像は複数のパターンを持っていますので、
サイズを指定して読み込みを行い、パターンごとに当たり判定を指定できるようにします。
例えば、この地球外生物?のパターン画像を、

↓
32×64で抜き出すことによって、

こうなります。
これに、個別に当たり判定をつけられるようにします。
こういったツールは、色々と使い回しが効くので、一度作ってしまうことをオススメします。
以上、syunでした。