サプリメントは英語で「補う」という意味。本来、食事で不足しがちなビタミン、ミネラルなど、特定の栄養素を主成分とした栄養補助食品のことです。サプリメントは「薬」ではなく「食品」ですから、決められた用法や用量はありません。しかし、栄養成分のなかにはとりすぎると過剰症があるものや、病気の治療薬といっしょにとると副作用をおこすもの、多量にとっても必要量以外は排出されるだけのものなどがありますから、サプリメントの摂取にも注意が必要です。
サプリメントは薬局やスーパー、コンビニなどで市販され手軽に利用できるようになってきました。種類は次の3タイプがあります。
単一型 単独の栄養素だけを含むもの。
複合型 いっしょに摂取すると効果的な数種の栄養素が配合されているもの。
総合型 食事で不足しがちなビタミンやミネラルがいっしょの含まれており、マルチタイプと呼ばれるもの。
サプリメントは成分表示が義務づけられています。マルチタイプも製品によってビタミンの種類や量が違うこともありますし、食品から抽出した天然のものか化学合成品かなど、成分表示を確かめ目的に合ったものを選ぶことが大切です。