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もともとサプリメントは「補う」という意味です。つまり、食生活で不足しがちなビタミンやミネラルなどの特定の栄養素を補うものがサプリメントだと考えています。健康に関する効果がはっきりしているJHFAマーク付きの健康食品や厚生大臣のお墨付きの特定健康保健用食品も、サプリメントに含めて考えてよいと思います。サプリメントは錠剤やカプセルのものがほとんどで、これには、表示された成分以外のものは含まれていませんから、カロリーはほとんどありません。カロリーがゼロに近いことがメリットです。他の健康食品や最近ではニア・ウオーターといいビタミンやミネラルを付加した清涼飲料水などが販売されていますが、これらは、カロリーがゼロではありません。とりすぎれば、肥満になる可能性があります。中年以降の肥満は生活習慣病などリスクを高めますし、ダイエット中の女性にとってカロリーは気になるところです。サプリメントなら肥満の心配なしに足りない栄養素を補給することができます。不足しがちな栄養素を手軽に補うことができるため、食事を軽視してサプリメントに頼ってしまう人もいます。しかし、過度にサプリメントに頼るのは問題です。あくまでも、通常の食生活が健康の基本であり日頃の食生活をチェックして、不足しがちな栄養素を補うというのが、サプリメントの正しい利用法だと思います。

サプリメントの大事な役割