ブラッシングで差が出る

ブラッシングにも気を配る
髪の手入れの基本といえば、ブラッシング。ブラッシングは、髪の流れをよくし、なめらかで美しいヘアスタイルをつくりますし、頭皮を刺激して血行をよくすることで、脱毛や髪の老化を防ぎます。ただし、間違った方法によるブラッシングはかえって悪い影響を与えかねません。
ブラシの毛のやわらかいものを
日頃、どんな基準でブラシを選んでいますか。意外に多くの人が、あまり細かいことにこだわらずに、形や色、価格で決めているようです。しかし、美しい髪を求めるなら、髪に最もよいブラシを選び、正しいブラッシングを行うことを目指しましょう。まず、ブラシの毛が柔らかいものを選びます。できれば、豚毛のブラシで、やわらかく、コシのあるものを。あまり細かい目のものは避け、比較的、粗いものがよいでしょう。毛先のとがったものは避けましょう。頭皮を傷つけるだけでなく、髪がひっつかかりやすく、切れ毛の原因になるからです。ナイロン製のものもありますが、この場合、必ず静電気防止加工をしているものを選んでください。
髪を傷めないブラッシングのコツ
ブラッシングは、決して力を入れすぎてはいけません。引っかかったり、引っ張られるようなら、一度ブラシをはずして指で髪をほどいてから再度ブラシをかけます。また、入浴後などの髪の濡れているときにブラッシングをするのもあまりよくありません。というのは、濡れた髪というのはキューティクルが開いている状態ですから、そこに、ブラシをかけるとキューティクルがぼろぼろはがれることになります。かといって、完全に乾いてからのブラッシングも禁物です。半乾きのときに行うのが好ましいので、乾ききった髪は少し湿らす程度に霧吹きをかけてから行いましょう。
ブラッシングとマッサージ
ブラッシングにはマッサージ効果もあります。頭皮への刺激は血行をよくし、新陳代謝を促すことで、髪の老化(白髪・脱毛)を防ぎます。ブラッシング以外にも、指で頭皮をゆっくりもみほぐすのもよいでしょう。

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