謎なタイトルですがそれはおいといて。

 よーやくりんちゃん復活しましたね。しかもすっかり明るくなって。
 しかも邪見といいコンビになっているというのがうまいです。
 そのうえ
         りん−殺生丸−邪見

 としてしっかりと三角関係を形成してます。このあたりのキャラの
 繋ぎかたは流石ですね。

 「犬夜叉」の中の三角関係といえば他にも

 (土人形の)桔梗−犬夜叉−かごめ
      殺生丸− 父 −犬夜叉
 (土人形の)桔梗−犬夜叉−奈落

 等々ありますが、いずれも頂点にあたるキャラを媒介にして他の二人の
 キャラ同士が関係し、しかも頂点のキャラが無愛想だったり死んでたり
 といった真空状態にあることでこの関係を安定させてます。

 ここで思い出されるのが「めぞん」ですね。

 「めぞん」の中心にある三角関係は

     響子−惣一郎−五代

 で、これは「犬夜叉」の中心にある三角関係の

  犬夜叉−(50年前の)桔梗−かごめ

 という関係と同一です。頂点にあたるキャラが響子でなくて惣一郎になって
 いますが、五代と響子が惣一郎を媒介にして結びついているかと言えば、
 それはそのとおりです。惣一郎≒一刻館ですので、一刻館という場を媒介に
 して二人のキャラが結びついているわけです。

 「人間関係の基本は三角関係」という高橋先生の話作りは「犬夜叉」でも
 しっかりと生かされています。
 これらの関係をどう決着づけるか。これからの「犬夜叉」に期待ですね。

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