日常的日記

３巻の途中まで。
１巻のあとがきで作者自身が「この物語は、面白いです」と言っている通り、確かにこの物語は面白い。直木賞を２、３個とっておつりがくるぐらいの力はゆうにある。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~kela/0801.html
「マリみて・初恋限定。・西尾維新論」で論じた「物語の脱中心化」というテーマからも興味深い。

しかし、物語としてあまりに精緻に完成されすぎていて遊びが入る余地がないというのでは、ライトノベル市場で大売れするという期待は難しい。
続編とかも出しようがないだろうしなぁ。