日常的日記


2005年7月25日(月)
ジャンプ34号
もて王サーガ
シルエットだけでわかるキャラというのはお子さま狙いなんだろうが……ボボボのパワーギャグに慣れたお子さまにこの理詰めのギャグはどうなんだろう?
腐女子受けも萌えヲタ受けも望めないし、ヲタ向けギャグに特化するべきだと思うが。スピンがその路線で失敗したから諦めたのか?
しかし、「真中の跡を継ぐ」って、正式発表前なのにいーのか。

ネウロ
「食欲が自分の本質」というのは、行動原理がキャラクターの本質、とも言えて面白い。
まぁ、脈絡のないヤコいじめは「食欲」とはあんまり関係ないようだが。

HUNTER×HUNTER
クロロの能力の簡易版。もう特質系とか全然関係ないな。これにカリスマ性があるとは思えないし。

カイン&切法師
苦しい…。
世界設定は十分だけど、やっぱりキャラが弱すぎたか。
完成度が高いこの2つが不調で、長所も短所もズバ抜けていてキャラが強い『タカヤ』と『ネウロ』が残るというのもジャンプらしい。
『みえるひと』も完成度は高いけど、そういう長所はまだ見えない。キャラの強さはそれなりにあるから、腐女子狙いで生き残りを探るか?

2005年7月6日(水)
サンデー32号

あいこら

凄え…「動物化するポストモダン」に真正面から喧嘩売りやがった!
萌えの限界に挑み続けた作者が遂に「萌えとは何か?」という究極命題に立ち向かった!
その結果がどうであろうと、歴史に残る問題作になることだけは間違いない。

物語的には、パーツだけを求める主人公と自分自身が愛されていると誤解するヒロインとのすれちがいラブコメになるのだろうか?

もう何があろうと、自らの思うところを貫いていって欲しい。

2005年7月5日(火)
ジャンプ31号 感想

『いちご』は円満終了としても、『ヒカ碁』の実績を引っ提げた『ユート』が巻末指定、秘蔵っ子の『切法師』が掲載順急降下、実力派の『カイン』も鳴り物入りの『タカヤ』も停滞と、けっこう危機的状況だ。
好調なのは、女性客を掴んだ『D.Gray-man』と『REBORN』、それに色モノの『ネウロ』くらいか。『錬金』を切ってる場合じゃなかったんだなぁ。

タカヤ

よくあることだが、連載が進んで画面の密度が急速に低下した。アシスタント不足が余程深刻なんだろうか。
ツンデレキャラという飛び道具一本勝負で勝ち取った連載なのに、妹がすっかり脇に落ち着いてるのも停滞の原因か。
本来ヒル魔並の裏主人公の位置に立つキャラだと思うが。

カイン

各キャラの配置は一応できてるが、兎に角みんな地味過ぎ。
話もギミックもよくあるネタだし、読み切り設定を変えたのは失敗だったなぁ。

切法師

この期に及んでレギュラーキャラが一人では…主人公自体人畜無害でそれほど強いキャラじゃないし。
この主人公って本来、弛緩系の天然ボケだと思うが、ツッコミ役がいないと全然生きないぞ。

ユート

キャラの配置は神クラスだが、展開があまりに地味過ぎる。
どういう層をターゲットにしていたんだろうか?