日常的日記


2004年11月29日(月)
ジャンプ53号
魔法律相談所

これも軌道に乗ったらバトル路線か。
敵ボスが悪霊だったら「幽遊白書」型、敵ボスが執行人や裁判官だったら「ブリーチ」型かなぁ。
「ぬーべー」型で一話完結やってもらってもいいんだが。

DEATH NOTE

初期段階でリュークが立ってた位置に今ではLが立ってるな。
デスノやおいではL受が月受より若干多いか。リュークは攻受とも少ない。再登場の目は薄いか?

REBORN

低年齢人気で生き残ってたと思ったら、婦女子人気らしい。確かに妙に華奢な男の子達は、見ようによってはセクシーだ。
しかし、今のジャンプってワンピ以外に小学生受けしてるのってあるのか?

waqwaq

ベテランの場合は単行本の売れ行きを見て打ち切りを決めるってことだろうか。
フジリュー漫画としては珍しいタイプのヒロインだったのだが、主人公もヒロインも両方ボケでは話が作りにくかったか。
ツッコミ役をもう一人配置して三角関係にすればどうにかなったかもしれないが。

ゲドー

ゲドーとさららはいいとして、敵役やライバル役のキャラが圧倒的に弱い。
特にキチクの酷さは目を覆うばかり。パートナーとの物語すら描いてもらえないなんて…

2004年11月25日(木)
もえたん2
昨年度のヲタク界を騒然とさせた『もえたん』の第二弾が発売になるそうだ。
ネットで例文を募集し、3つ以上の採用があった投稿者にはグッズを進呈するとのこと。私のところにもグッズ進呈のメールが来ていた。
もっとも相当酔っ払って送ったものなので、何を書いたかはさっぱり忘れてしまったが(笑)

『電車男』にしろ『もえたん2』にしろ、多数の人間が共有して作り上げたカオスな人格の産物と言える。明確な指導者や理念、統制があるわけではなく、多数の個がそれぞれの思惑のままに動きながら全体としては一つの方向を作り上げる。まさに「個にして全、全にして個」というべき巨大な人格の前では、旧来の著作権など無力だろう。「ネコミミ少女」や「窓から入ってくる幼馴染」はヲタク達に共有されている財産なのだ。オープンソースやフリーソフトに代表される古き良きハッカーの倫理は、このように形を変えてヲタクの中に生きている。

2004年11月17日(水)
フルメタル・パニック! つづくオン・マイ・オウン 賀東招二 富士見ファンタジア
読了。

まだ未文庫化の短編があったはずだが、短編の続巻はどうするつもりだろうか。残り一巻か二巻か。まあもともと十一巻以上は数字入り熟語が続かなかったろうが。
長編の展開の裏で学園ラブコメやるのもどうかと思うが、しれっとした顔でパラレルワールドにするテもあるなぁ。
しかし、シリアスとギャグの両面から主役カップルの関係の進展を描いてきた所に人気の秘訣もあったろうから、両者が乖離してしまうのもいかがなものか。

あとがきの定型句が無かったのは何かの暗示なのか?

2004年11月15日(月)
ビジネスジャンプ 24号
新明釈国語辞典

『DEATH NOTE』のフォロワーがこんなところに。推理物としては全然成立していないのだが。

ONE OUTS

球団経営でこれまでのように勝ちっぱなしというのは流石に無理がありそうだが。
得点差を当てたら配当が出るくらいのことをしないとずっと満員というわけにもいかないと思うが、野球賭博を大っぴらにやるわけにもいかんだろうし。

スパル・たかし

久しぶりの登場かと思ったらこれか…
あのまま襲われたらどうするつもりだったんだ?

2004年11月7日(日)
武装錬金 銀魂 感想
まんがの森では『D.Gray−man』が『DEATH NOTE』並みの平積みだったが、K−BOOKSでは一山だけだった。
ガンガン系少年マンガのように女性中心の売れ方ということなのだろうか?

武装錬金 5巻 和月伸宏 集英社

『るろうに』では腐女子のハートをガッチリキャッチした和月だが、今作ではマニア系の男性ファンがついているようだ。
本人としては王道の少年マンガを志向しているんだろうが、趣味もテーマも、資質は明らかにマニア向けだ。

5巻は主役カップルVS.調整体、パピヨンVS.バタフライ。雑誌で読むより単行本のほうがずっと面白かった。キャラの内面的成長とバトルとを同時にやっているので雑誌ではなかなか展開を追いにくい。ほおって置けばますますマニア向けになりそうだ。
バトルとしてはパピヨン側が主役カップル側より断然完成度が高い。バタフライがパピの影として機能していたのに対して、調整体も震洋もキャラとして弱すぎる。まひろサイドとの関係をバトルのテーマにするなら、震洋VS.まひろサイドの描写を濃密にするべきだったのではないか。せっかく「密室状態での相互不信」という黄金シチュだったんだし。

銀魂 四巻 空知英秋 集英社

幕末スターがぞろぞろと。あとは薩摩勢と勝海舟くらいか。

前にも指摘したと思うが、第二十五訓で逃亡を図る主人公というのはちと頂けない。こういう行動原理のブレはキャラとしては致命的なのだが。ボボボでさえ、ビュティを守るという行動原理ではブレていないのに。