日常的日記


2004年6月28日(月)
ジャンプ31号

ぷーやん

妙な面白さはあるが、それが連載漫画としての質に結びついていない。
担当編集者次第で伸びそうな気もするが、ヤング誌向きかも。

リボーン

この路線は発展性がないと思うが…
むしろ新キャラの美少女として敵組織の刺客を出すのはどうか。
無論変身します。無論脱ぎます。

悪役と敵役

和月の漫画講座。
バトル物には魅力的な悪役が不可欠なんだが、下手にキャラが立ってしまうと殺すに忍びなくて敵役化してしまう。
自分で終わりを決められないという連載漫画の構造的問題か。

2004年6月27日(日)
火の鳥
最終回で、なんだか抽象的な演出でごまかされた。

2004年6月24日(木)
サムライチャンプルー

主人公3人の関係性が極めて希薄。
母性的な相互依存関係が萌えの本質の一つであることを考えると、実に反時代的な作品だ。

2004年6月16日(水)
マガジン29号 サンデー29号

マガジン29号

おれはキャプテン

脇役のキャラが同等に立っているので、勝敗の行方が全く読めない。
『ヒカ碁』がよくとっていた手法だが、こんなところでお目にかかるとは。
「主人公が作る物語」から外れれば、作品はもっと広がる。

ネギま
そりゃ、おっきくはなるだろう…

スクールランブル
ギャグ漫画じゃなかったのか?これ。
ギャグの枠組みが萌えや燃えの免罪符となっていたはずだが。

涼風
恋愛モノになるかスポ根モノになるか…
いや 入浴シーンがあればどっちでもいいのか。

クロマティ高校
ギャグ漫画家の矜持を見た。言い訳しなくていいのに。


サンデー29号

美鳥の日々

いつの間にか美鳥に成長の萌芽が。
遠目で見た友人の姿が契機になっているが、全然掘り下げてないなぁ。

暗号名はBF
しばらくは3人パーティ?西遊記スタイルを確立するのはいつの日か。

タマ!
画力と演出は十分だが、キャラとストーリーがまるで駄目。
企画・原作付ならソツ無くいけそうだが。


2004年6月7日(月)
ジャンプ28号 感想

ぷーやん

この髪型は譲れなかったのか…読者の共感の対象になるキャラなのにこんな形でキャラ立てはいかんだろう。
無論、主人公が「異形」になる例もある。たとえば変身モノだが、これは通常の状態のキャラに共感しているから変身が意味を持つので、変身しっぱなしでは成立しない。
「鋼の錬金術師」のように元に戻ることを目的とする物語もあるが、これはそういう作品でもないだろう。

作者のインスピレーションからきたキャラ造形なんだろうが、作品の中に位置づけられないまま世に出してしまったという観がある。
この点は致命傷になるのではないか。

グレイマン

レギュラーキャラが主人公一人というのは、かなり不利ではないか。
せめてゴーレムがセリフのあるキャラになっていればよかったのに。

サブキャラは人間関係によってキャラを立てたり読者が共感する対象にしたりと色々便利なのだが。
初期の「シティーハンター」もレギュラーは主人公一人だったが、主人公にコメディとシリアスの二面性を持たせることでキャラ立てしていた。
長期連載にする際に主人公をコンビにしたけど。

この主人公はピンでは弱いキャラなので、早めに同行するサブキャラを作るべきだろう。

リボーン

「ドラえもん」型の作品だが、アイデアのバリエーションもストーリーテリングの技術も見出せない。
あるとすると超人願望のカタルシスだろうが、はいつくばって火を消しまくるキャラで願望充足になるとは思えない。
売れる要素が何もない。まぁ 無理だろう。

ゲドー

妹の下の人も妹なんだろうか。そうそう都合よくワンセットで産まれるものでもないと思うが。
ともかく、「命を救う」以外に行動原理がなかったゲドーに「兄バカ」という面が出来たのはいいことだ。

守護神

合掌