日常的日記


2004年1月30日(金)
サヴァイヴ

メノリが現場に降りて主導権争いも一段落。
生活が安定したので人心も落ち着いたということか。

しかし 対立らしい対立が無くなってしまったなぁ。
こーなったら恋愛話くらいしか人間関係の動きようがないぞ?

現在唯一の不確定要素はシンゴだが……

2004年1月27日(火)
クロノクルセイド

時代は姉? いや むしろ弟。

2004年1月26日(月)
ジャンプ9号

銀魂

目的意識らしきものは提示されたが、後付け臭く、切実なものは感じられない。
るろ剣の場合は過去へのコンプレックスがあったのだが、これは別に後悔しているわけでもないようだし。

いままでだって、「守る」ことで一貫してはいなかったはず。
抽象的な目的意識が具体的な行動原理として機能していないのが問題だろう。

デスノート

新世界を作るという目的意識がデスノート、エル、犯罪者に対するそれぞれの行動原理としてしっかりと機能している。
見事。

2004年1月24日(土)
ピッチ カレイド

ぴちぴちピッチ

全編にたゆたう気だるい感覚。
これを見て仕事へ行く気力を奮い起こすのは至難だ。

カレイドスター

レオン、早々に凋落。
まぁ もともと悪役キャラでなく成長キャラだったんだろうが。

しかし、主役が成長しないで周りを変化させたり、大人キャラの中で主役が成長したりというのはよくあるが、主要キャラが全員転向するというのも案外珍しい。
その意味で第2シリーズ唯一の定点キャラはレイラだが、レオンとの関係が少々薄い。

なにより、こんなに物語が錯綜すると消化不良になる例が往々にしてあるのだが……

2004年1月19日(月)
ジャンプ8号

スティールボールラン

連載の終着点が完全に固定されているというのは週刊漫画としてはかなり異色ではないか。
これが敵を倒すとか何かを探すとかの目的なら引き延ばしも新たな目的設定もできるのだが。

キャラクターのドラマとは関係なく展開が進めばそれだけ終了は近づくので、全キャラクターの関係に決着をつけるのは難しいだろうなぁ。
ジョジョの3部は場合はディオを倒すという目的がそのままディオとの関係に決着をつけることに繋がっていたのだが。

特に荒木氏は結構いきあたりばったりで描くタイプに見えるし。

2004年1月18日(日)
明日のナージャ

いきなりローズマリーが成長してたが……そんな描写あったっけ?
夢見る少女が現実を知る過程は本編より余程ドラマだと思うが。


ラスボスが父のメタファから自分自身のメタファになって久しい。
父親の打倒は旧来の支配体制の破壊、社会改革の暗喩なわけだが、それが今日ではもう一人の自分との対決という形で自己への耽溺に至るのは必然と言える。
庵野が「ゲンドウはいらないキャラだった」と言ったのも当然だ。

そういうわけで鏡面構造による対立図式を基幹に持つ作品は枚挙に暇がないが、「ナージャ」や「そーなんだ!」はかなり自覚的な例だろう。
「そーなんだ!」が正反合の弁証法を完成させれば、テーマにおいて「ナージャ」を越えたと認定しよう。

2004年1月15日(木)
ガンスリ マリみて原作 漫革 ビージャン

ガンスリンガーガール

原作にはない話らしい。
ユリイカのガンスリ評にもあったが、原作はすべての物語が終わった後の世界なんだな。

マリア様がみてる 無印 黄薔薇革命 今野緒雪

とうとう買ってしまった。これは敗北なのか?

ヤングジャンプ 漫革

エルフェンリート特別編


いや おむつしたままいい話されても……

ビジネスジャンプ

スパル・たかし


目的意識のキャラと行動原理のキャラの見事な補完。
密室での会話だけで連載初回の1話をもたせる力は並ではない。

2004年1月14日(水)
サンデー7号

暗号名はBF

夜側の主人公の行動原理に主体性がないのは痛い。
「結界師」にもそのケはあるのだが、こっちは恋愛関係の動機とリンクさせることでなんとかクリアしている。

和月も言っているが、現代を舞台にして主人公に闘う動機を持たせるのは恐ろしく難しい。
まぁ 板垣のように「本能」で片付ける荒技もあるが。

犬夜叉

どんどろどろどろどろ

2004年1月13日(火)
攻殻 なるたる

攻殻機動隊

今回は物語があった。目的意識を持っていたのはゲストキャラだったが。

個性を持たないタチコマへの愛情は伏線かと思ったらそーでもなかった。
AIの暴走ということにしとけば、タチコマとの対比関係がもっと鮮明になったと思うが。
主人の遺志を継ぐ、という個性を持ったAIという形で。

ゴーストの話を突っ込むのが面倒だったのかね。

なるたる

原作は読み飛ばしてたが、えらく悪趣味な話だった記憶が。
これに限らず、長編漫画を短期シリーズアニメに再構成するのは余程コンセブトがしっかりしていないと難しいものなのだろう。
特にこれは全体を貫く物語があるようだし。

2004年1月7日(水)
攻殻機動隊

なぜか地上波でやってた。

組織の長といえば昼行灯が定番で、それは上司が全部解決してしまったら主人公の活躍する余地が無くなるので当たり前なのだが、この作品は上司がバリバリのキレ者になっている。
ジュヴナイルならそれでも物語は成立するが、この主人公は現場指揮官として完成されているのでその方向でもない。
普通ならトグサあたりが主人公なんだろうが。

やはりこれも物語を持たない作品なんだろう。
映画の素子がやたら悩んでたのも、ラブストーリーとして半ば強引に物語化するためには必要だったのか。

2004年1月5日(月)
武装錬金 1巻

愚痴も弱音も吐かない和月なんて和月じゃない。

2004年1月3日(土)
ヒカルの碁 感想

そりゃ 確かに原作でも盛り上がったのはここまでだったのだが。