レッスン内容とテキスト

 

質問:テキストは何を使って、どんなレッスンをするのですか?


【ピアノ導入期(子供編)】


私が子供の頃には、ピアノ入門には殆ど『バイエル』が使われていました。


これは当時、子供向け教材が他にあまりなかったからでは?と思いますがどうでしょう。


『バイエル』が決して悪い訳ではありませんが、最近は子供向け教材がとても豊富になっていますし、様々な角度からのアプローチが出来るように工夫もしてあります。


生徒さんによって年齢も性格、そして理解度や進み具合も違いますから、豊富な教材の中から個々の生徒さんに合ったより良い教材を選んでいければと考えています。


例えば、学齢が大きくなってからピアノを始められる生徒さんは、『頭で考えて』弾く場合が多いので、それに合ったテキストを。


幼児期から始められる小さな生徒さんには、目で見て楽しめるような、そして『感覚的』に音楽が学べるようなテキストを。CDなど『音源付』きは、喜ばれます。












また、音楽の決まりごとやリズムについて学ぶ『ソルフェージュ』も行っています。


ワークブックで色ぬりするうちに、音符を覚えるなど、


楽しい中にも、レッスンの中で弾く曲に関連づけて音楽の知識(楽典)が学べるよう配慮しています。














この他、音楽を聞いたり歌ったり、CDに合わせてデジタルパーカッションでリズム打ちもします。












【音楽遊びの重要性】について


特に導入期における『音楽体験(歌やリトミーク、鑑賞)』は、音楽を学ぶ土壌作りの為に、ピアノを実際に弾く事よりも重要になります。


それゆえ、自然な遊びを通じて音楽体験をし、その中で音楽に対する「知恵」「好奇心」を育んで頂けたらと考えています。


この件については、次のページでさらに詳しく考えていきます。


         Back next