自 衛 隊 観 艦 式
 FLEET REVIEW 2009

 3年ごとに行われる自衛隊観艦式を見ることができました。観艦式の起源は1341年英国で、
出撃する艦隊の威容を観閲したことに始まるといわれ、旧海軍は明治元年から、海上自衛隊も
昭和32年から記念日行事の一環として実施するようになり、今回で26回を数えます。
 今年は、10月21日と23日が予行、25日に観艦式が行われました。その23日の予行に参加
することができましたので紹介します。
(洋上のため少々露出オーバーと逆光で見にくいのはご容赦を!)
 観艦式は、参加艦艇29隻(海自28隻、海保1隻)参加航空機29機(海自17機、陸自3機、
空自9機)の編成で行われました。



10月22日、横浜港大桟橋に停泊し、自由参観できたイージス艦こんごう輸送艦おおすみです。


海上自衛隊横須賀地方総監部入口のアーチと吉倉桟橋に停泊する自衛艦


観閲艦(最高指揮官が乗艦する)の護衛艦くらま(5200t これに乗りました


出航する護衛艦まきなみ(4650t)  観閲付属部隊の先頭艦



観閲・訓練展示の行動図、上の赤線に沿って観閲部隊(4隻)と観閲付属部隊(5隻)が
約700mの間隔をおき2列縦隊で航行する間を受閲艦艇部隊(20隻)が逆方向から航行し、
観閲を受けるものです。それがすむと反転し、訓練展示が行われました




護衛艦くらまの5インチ単装連射砲(毎分30発発射)と舳先(この五日あと関門海峡で衝突、この部分を大破)



くらまの艦橋と、翻る海将旗(櫻三つは海将の座乗を示すもの、ちなみに防衛大臣は櫻四つ、総理大臣は櫻五つとなる)



 観閲部隊の先導艦、護衛艦いなづま(4550t)と随伴艦、こんごう(7200t)、あぶくま(2000t)


こんごうの雄姿


観閲付属部隊で並走する潜水艦救難艦ちはや(5400t)掃海母艦うらが(5660t)



観 閲 式

受閲艦艇部隊の旗艦、イージス護衛艦あしがら(7750t)


護衛艦はたかぜ(4600t)さわかぜ(3950t)



護衛艦ひゅうが(13950t)平成21年3月18日就役、
自衛艦隊最大の艦、一見空母、しかし搭載はヘリコプターのみ



護衛艦さざなみ(4650t)海賊対処第1次派遣艦と護衛艦ゆうべつ(1470t) 
大きさの区別は舳先に立つ乗組員で!

潜水艦そうりゅう(2900t) 平成21年3月30日就役


補給艦ましゅう(13600t)輸送艦おおすみ(8900t)


LCAC(85t)エアクッション(輸送艦おおすみに搭載)とミサイル艇くまたか(200t



ヘリコプター編隊 と F−2X3編隊(空自)

 

訓 練 展 示

くらま搭載ヘリコプター

低空飛行する飛行艇


p−3C哨戒機 高度200ft(約60m)から対潜爆弾を投下

P−3C哨戒機 IRフレアー発射(赤外線ミサイルを避けるため)

護衛艦ゆうばりが対潜ロケット弾発射、右斜め前方約1500mに落下、水柱があがる


潜水艦わかしお(2400t)の潜水、浮上


ヘリコプター搭載護衛艦ひゅうがから2機同時発艦


ミサイル艇くまたかが、対ミサイル防御等のためIRデコイを発射して、高速航行(35kt)する


艦隊の誇る艨艟、疾走するミサイル艇

くらま後部甲板で演奏する東京音楽隊



要人の退艦を挙手で見送る乗組員と司令官(海将)


子供の頃のあこがれ、アドミラルをちょっぴり味合う



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