春の話題・あれこれ
2月に永年使っていたデスクトップの通信機能が異常となり、いろいろ試みましたが復旧できず諦めて最新のOSを
搭載したノートを購入しました。ところがこれには今までのソフトが殆ど使えず、特にHPは制御の利かない人工衛星
みたいにネット上を彷徨うことになっていました。さらにひかりファイバーに変更したためその接続にもたもたして、
ようやく先月末、バージョンアップしたソフトを導入してHPを更新できるようになりました。
そこでもう初夏ですが今年の春の話題を載せます。
1 ショウビタキ
春先、そとで仕事をしていると近くへ来ていろいろなポーズを見せてくれました。人なつっこく掌に餌をのせて差し出せば
飛んできてとまりそうな感じでした。いまはシベリヤへ帰ったのか姿を見せなくなりました。
2 村 祭
4月第1日曜日は、旧座光寺村(現飯田市)麻績神社の春祭りで、獅子舞が奉納されました。
この獅子舞は、江戸後期文化年間(1800年代初頭)に始まったとされ、かすりの着物に白布のたすきがけ、素足に
わらじばき姿の若連中が舞う暴れ獅子を、小学校高学年の子供が扮する梅王、松王、桜丸の三兄弟がなだめながら
先導していくもので、JR飯田線元善光寺駅の東の高岡森(前方後円古墳)から村の目抜き通り(字は市場と云い、
かっては村の日用品がすべて賄えるいわゆるダウンタウンでしたが、今はその面影もありません。)を、麻績神社まで
約1キロを舞い歩きました。
この先頭は、道化役のおかめ、ひょっとこ、ゲジゲジ(田吾作?)で滑稽な仕草で道を掃き進み、うら若き村娘が演じる
越後獅子の踊り、子供たちが曳くお囃子屋台が続きます。そのあとが、赤、青の天狗がみちを確保して、獅子曳き三兄弟
に導かれる獅子舞となります。
子供の頃は、この天狗をからかい、追っかけられ逃げ回るのが楽しみでした。
日本のピエロたち
越後獅子の踊り
獅子曳き三兄弟
獅子舞のみちを確保する天狗たち
”あそこまで行くんだぞ”と指さす桜丸
獅子舞
麻績学校校舎(明治6年、一階は歌舞伎舞台,二階は学校として建てられた)と舞台桜を背景に舞う
この時期の伊那谷はあちこち祭り一色で、次の句のような風情が漂います。
とお太鼓 祭はいづこ 桜ちる
鳩 十
3 舞 台 桜
今年の舞台桜は、昨年より一週間早く咲きました。祭りの頃もう見頃でした。
4 筍 ・ 旬 !
4月中ごろから、曾祖父が南大島川の土手に植えた孟宗竹のタケノコが獲れます。5月連休まで約3週間の間、
2〜3日毎に次のような収穫がありました。
5 蟷螂の巣立ち
竹藪でカマキリの孵化を見つけました。一つの卵からどのくらい孵化するのかわかりませんが、親が面倒みないこの子たちは
これで自立ということで,果たして何匹が成虫まで生き残れるのでしょうか?これを見ると成虫の蟷螂には、よくぞ生きていたと
敬意を表したい気がします。