長野マラソン 2004.04.11
10日
14時50分発の新幹線に乗るべく、家を13時半に出た。
大宮に14時半到着。
ホームでNABさんと出会う。お互い指定席だったのだが、乗る車両が端と端のため、長野で再会することに。
長野駅に着いてからはNABさんにくっついて受付会場に行き、受付を済ます。
そして、お互いの宿舎にチェックイン後、6時半に待ち合わせ、夕飯を一緒に食べることに。
NABさん曰く、7時になると、どの店も混んでるとのこと。
実際6時半に再会し、店を探し、入るとまだ混んでなく余裕で注文が出来た。その15分後くらいにはランナーらしき人々がドンドンと入ってきた。NABさんの読みの勝利だった。
その後、散歩がてらコンビニまで買い物をしに行った。ここでも、買い物を済ませた後にゾロゾロと人が来店してきた。
その後、明日の集合時間の確認等をし、各々の宿舎に戻った。
宿舎に戻ってからはゼッケンとRCチップを付け、少しテレビを見てそのまま眠ってしまった。
11日
4時半に起床。テンションめちゃ低い。
5時から宿舎で朝食が食べられるということで、パパっと朝食を済ませ、荷物をまとめてチェックアウト。
長野駅でNABさんと待ち合わせ、合流。5時58分発の電車に乗り、会場へ行った。
会場に着いてからはしばらくボーっとしていた。
その後、NABさんと別れ、少しずつ走る準備をする・・・こともなく、そこら辺を散歩。
そんなこんなでスタート時間が近づく。荷物をまとめてからスタート地点に着く。前を見たらS田君、後ろのほうを見たら薫さんと、大学時代の友人がいるではないか。レースが終わったら喋ろう。
8時35分にスタート。
最初は相変わらずファンランナーともみくちゃに。いい加減にしてくれって感じ。
(1〜5km)
少ししてから自分のペースで走れるようになり、すいすい進む。自分ではゆっくり行ってるつもりだったが、km/4分を切るペースで走っていた。今までマラソンでは走ったことのないペース(実は)。
気持ちでは抑えてるつもりだたのだが、足がすいすい進むし、周りのペースが早くドンドン抜かれていたのでこの時すでに自分のリズムが狂っていたのだろう。
ちなみに1kmごとのラップは、(3'53"-3'51"-3'52"-4'12"-3'51")だった。
(6〜10km)
足がパンパンになってるのも分かってたし、気持ちで少しずつ抑えていき、何とか自分のリズムを作ろうとしたが、最初の5kmの影響が強かったのか、いつもより遅く感じてしまった。
実際のところ、ペースはいつもよりちょこっと速かったのだが、サブスリーペースで走るペースアドバイザーで参加のワキウリ選手が速いペースで僕の横を通り過ぎるし、リズムが取れない(ちなみにワキウリは、周りの市民ランナーから「ペース速過ぎ!」と非難を浴びてたそうです。そりゃあ3分50秒ペースで引っ張ったらねえ、3時間ペースじゃないし)。
ここでもたくさんの人に抜かれていった。
10km地点の近くでビッグハットを通る。ビッグハットってよく覚えてないんだよなあ。カーリングやったところだっけ?それともホッケー?
ここの1kmごとのラップは(4'05"-3'59"-4'07"-4'08"-4'11")だった。
(11〜15km)
少し自分のペースがつかめてきた。
段々と前から落ちてくる人たちが増え、それをドンドン抜いていく。快感。
13km辺りで土手に入り、景色がつまらなくなる。だって周りは山しかないんだもん。
土手に入ってからワキウリの集団を抜く。明らかにペースダウンしていた。
それ以外は特に書くこともないかな。
ここの1kmごとのラップは(4'02"-4'02"-4'07"-4'08"-4'08")だった。
(16〜20km)
一番調子に乗っていたところかも。
疲れてたのは事実だったけど、何か無意識に頑張ってた。
17km地点でMウェーブを通る。
ここら辺は体が一番動いていたので、いつものペースで快調に走っていた・・・19km過ぎまで。
そこから五輪橋(だったっけ?)を渡ったのだが、ここで上り坂。一気にパワーダウン。
ラップが極端に落ちた・・・というより、17km地点と20km地点の場所が明らかにおかしいって!
ここのラップ(4'13"-3'30"-4'06"-4'09"-4'45")。
(21〜25km)
20km辺りから併走してくるおじさんがいた。正直並走されるのは大の苦手。なので、前でも後ろでも良いので離れてほしかった。
そう思うときほど離れてくれず、終いには
「きついですねえ」
と話しかけられた。思わず僕も
「そうですねえ〜」
と普段鍛えている営業トーク?で対抗。でも、さすがにへばってきた。
一時は50mくらい離れたが、しばらくするとそのおじさんの方がへばったようで、僕がスーッと抜いていた。
まあ、僕はそんなにペース落ちてなかったからね。
23km辺りで折り返しポイント。沿道には絶えず声援を送る人たちがたくさんいた。その中で僕のユニフォームを見たじっちゃんが頑張って呼んでくれたんだろう、僕を見て、
「ガジェル頑張れ〜」
と声援を送ってくれた。それよりガジェルですか・・・。
ここのラップは次のとおり(4'20"-4'03"-4'09"-4'13"-3'55")。
(26〜30km)
「よし、ここから頑張るぞ!」
と25km過ぎでは思えてたのだが、そこからまた軽い上り坂。
自分の中では前半の明らかなオーバーペースと、繰り返しある緩やかな上り坂というジャブによって無意識的に体を痛めつけられていた。そのせいか、ここらから体が動かなくなってきた。
いつもなら2時間以上耐えられるこの体も今回に限っては90分しかもたなかった。
30km近くでNABさんに遭遇。明らかに調子が悪そうだった。
そんなNABさんを抜きながら前へ進んだのでした。
はい、ここも1kmごとのラップ(4'28"-4'15"-4'19"-4'26"-4'26")。
(31〜35km)
もうペースは上がらない。給水もポイントで何個もコップを倒し、取り損ねる。これが20km辺りから何度も続く。
正直な話、給水所のコップを倒したのは今までのマラソン経験上今回が初めて。しかも10個以上倒してます。手に力が入んなくなってたね。
とにかく遅いながらもペースを守ることに専念。35kmまでは我慢のみの走り。
33kmでS田君がいた。明らかに元気のない走りだった。
ここの1kmごとのラップ(4'23"-4'24"-4'28"-4'27"-4'27")。
(36〜40km)
35km以降もペース維持をするつもりだったが、36kmを過ぎ、完全にスタミナ切れ。
体が言うことをきいてくれず、ただゴールに向かうだけだった。
しまいにはkm/5分かかってるし、最低である。
1kmごとは(4'33"-4'46"-4'50"-5'12"-5'05")とここまで落ちた。
(40km〜GOAL)
「もう早くゴールに着け〜」
という気持ちのみが走らせてた。
ラスト1kmの所でこれまた大学の後輩大Sがいた。
彼も僕に気づき応援してくれた。でも、もう体が動かないのよね。
42km地点で後ろにいたワキウリに追いつかれ、抜かれた。
スタジアムに入ってからはもうヘロヘロ。ふらふらしながらゴール。
しばらく立てなかった。
(5'15"-5'05"-56")
しばらくして、S田君もゴール。それから荷物を受け取り着替えた。
それからNABさんから電話があり、合流することに。
途中、完走した薫さんと大Sに会って少し話をした。本当はもっとゆっくり話をしたかったが、今回はバタバタしてたのであまり話せなかった。まあ、また今度話しましょ!
NABさんと合流してから長野駅へ向かい、お土産を買ってから足早に帰りました。
今回は明らかな失敗レースだったけれど、次につながる経験を出来たと自分では思っています。
この経験を活かし、秋のレースでは、最低でも2時間40分台を出そうと思います。
来年も出ようかな、長野。
km
|
5km
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10km
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15km
|
20km
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中間点
|
25km
|
30km
|
35km
|
40km
|
GOAL
|
通過
|
20'04"
|
40'35"
|
1゚01'06"
|
1゚21'49"
|
1゚26'23"
|
1゚42'31"
|
2゚04'27"
|
2゚26'38"
|
2゚51'08"
|
3゚02'24"
|
LAP
|
20'04"
|
20'31"
|
20'31"
|
20'43"
|
4'34"
|
16'08"
|
21'56"
|
22'11"
|
24'30"
|
11'16"
|