荒川市民マラソン in ITABASHI　2003.03.23

　今年2回目のマラソン。先日の佐倉と比べ、フラットなコースで走りやすいコース。ただ、昨年は練習不足により、自己ワースト2の記録を出した大会でもある。

　朝4時50分に起床。余裕を持って朝食を摂り、5時半に家を出た。
　電車の中は空いていて座っていった。そのまま眠っていこうと思った・・・眠れなかった。

　7時20分頃浮間舟渡駅に到着。現地に向かってひたすら歩いた。

　7時半に会場に到着。その後、iwaさん、河崎さんと合流。軽い談笑をしながら過ごした。

　9時にスタートだったので、その前に荷物を置き、スタート地点へ向かう。いい位置を取ろうとしたのだが、ちょっとしたミスで後ろになった。ちなみに今回(一般の部)はゼッケンを記録順にしていたようで、若い方が前という仕組みであった。

　9時に号砲。前が中々進まない。それもそのはず。自分より遥かに大きいゼッケンの人たちがのんびりと歩くように歩を進めていたのだから。だんだんイライラしてきた。しかし進まない。結局1分ロスした。

（スタート〜10km）
　最初はJOG並みのペースだった。道も狭く人の間をかいくぐるように進んだ。あまりにもゆっくり走る人(もちろんゼッケンは大きい数字)が多かったので、強引に割り込むように抜いていった。

　3kmを過ぎたあたりからラップを確認できた。1kmをほぼ4分2〜3秒で進めていた。すると後ろから人がスーって現れた。モツだった。モツと一言二言話をした後、モツはスーって前へ行ってしまった。追いかけるにもペースが違いすぎたので、ただただ見送るだけとなった。

　その後は自分でも不思議なくらい体がよく動いた。何かスイスイ進んだって感じだった。
　5km過ぎでiwaさん、7km過ぎで河崎さんを捕らえ、抜いていった。その後は一人で黙々と走った。

（10km〜20km）
　相変わらず体がよく動く。しかも頭の中は空っぽ・・・っていうか無心に近かった。でも、たまに考え事をしたりした。内容は、よく分からないけれど、その時の自分の中では面白かったようで笑っていた。まさに微笑み走法だった。

　北千住の線路の下を通った時、目でとくみつさんの姿を探していた。が、見つからなかった。自分の説明が下手だったのかな？とちょっと思ってしまった。

　19km辺りから折り返してきた先頭集団が見えてきた。そこにはS君、GUYさん、暴走マンさんを見かけることが出来た。そしてモツも見えた。折り返して来る人たちを見て、
　「よし！もうすぐ折り返しだ。頑張んぞ！」
っていう気持ちになった。

（20km〜30km）
　20kmを過ぎ、中間点も無事に過ぎ、折り返し。ペースは相変わらず一定で保てていた。だが、少し疲れてきたのか25kmの通過時のラップは微妙に落ちてきた。

　そして、26kmを過ぎた辺りから如実に疲れが見え始め、ペースダウン。それでも30kmまではしっかりと走った。

（30km〜40km）
　気力で押していた。ペースが落ち、足が痛くなってきた。32km辺りからは本当嫌になってしょうがなかった。だけど、
　「35kmまでは・・・」
という気持ちで踏ん張った。そして35km・・・シャーベットが登場！去年はレモン味だった。今年はレモンとオレンジを狙ったが、役員の目が怖く見え、オレンジだけにとどまった。そしてJOGしながら食す。美味しかった。特に今日は暖かかったので余計美味しく感じられた。まさに至福の時だった。
　シャーベットを食べたらなぜか元気になった。とは言ってもペースは上がらず、落ちすぎたところを立て直しただけに過ぎなかった。

　もうダメだあ、と思った時に反対側からとくみつさんがやってきた。思わず、
　「とくみつさあ〜ん」
と叫んでしまった。するとその声に気づいたかのように近づいて伴走してくれたのだった・・・役員に注意されながらも。本当に助かったのだった。

（40km〜GOAL）
　いよいよあと2kmちょい。とにかく前へ前へとひた走った。そしてラスト1km。普通の人ならスパートがかかってペースが上がるだろうが、僕は変わらなかった。本当は上げたかったのだが、足が吊りそうだった。だが、最後まできっちり走りゴール。2時間58分30秒、2度目のサブスリーだった。学生最後のレース、何とか有終の美を飾ることが出来た。


　その後、じゅん１さんに会うことも出来、話をした。そして、GUYさんの表彰式（一般の部で優勝）見、ブースを覗いた後、大会の貸し切りバスで駅へ行き、駅でご飯を食べて解散した。

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