バルセロナには、驚嘆を誘う芸術的な建築物が溢れていますが、その中でも際だって独創的なガウディの建築物が目を惹きます。
世界遺産に1984年に登録された「グエル公園、グエル邸とカサ・ミラ」が、ガウディの代表作です。
それぞれが離れたところにありますが、そのうち訪れた、「グエル公園」、「カサ・ミラ」と、観光名所の「サグラダ・ファミリア教会」などについてご紹介いたします。
ガウディの「グエル公園」はバルセロナを見下ろす山の手にあります。 注文主のグエルが、イギリスで19世紀に提案された田園都市を構想して造らせたものと聞いています。 写真は、椰子を模した傾斜した柱をもつ奇抜なアーケードです。 |
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体を優しく包み込むような波打つ色彩タイルの素敵なベンチです。 | ||
来訪者をわくわくさせる、おとぎ話の世界が広がる公園内です。 | ||
鮮やかな色彩のタイルを纏った竜やトカゲが鎮座する階段です。 | ||
グエル公園の正面入口左側にある、白い砂糖をまぶしたお菓子のような「門番の家」です。 | ||
入り口右側の奇妙な姿の「公民館」です。 | ||
見るからに斬新なデザインの、ガウディ建築を代表する世界遺産「カサ・ミラ」です。 メイン通りに面して建っています。 切り出したままの粗い肌の石を積み上げてあるため、「石切り場」とも呼ばれています。 徹底して直線を排除し、曲線のみで構成されたこの館は、岩山が波打つ海原を想像させます。 個人の住宅のため中には入れませんが、最上階が博物館となっており、屋上も見学できるそうです。 |
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テレビコマーシャルでお馴染みの「サグラダ・ファミリア教会」です。 1883年にガウディが建築を引き継ぎ、すべての完成がいつになるか未だ分からないと言う壮大な計画で現在も建設中の教会です。 |
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躍動感溢れるサグラダ・ファミリア教会のファサードです。 ガウディの生前に誕生した唯一の門、「誕生」のファサードで、受胎告知のシーンが刻まれています。 |
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日本人彫刻家外尾悦郎さんが造り上げた素晴らしい「白い奏楽天使」の彫刻です。 | ||
サグラダ・ファミリア教会建築中の内部で、森をイメージで設計されたという身廊の写真です。 | ||
「受難の門」の正面から見たサグラダ・ファミリア教会で、工事継続中のクレーンが見えます。 | ||
「受難の門」のファサードで、聖書の一場面、「最後の晩餐」も刻まれています。 | ||
バルセロナの「大聖堂です。 | ||
バルセロナのオリンピック競技場と変わった形の聖火台です。 中学生の岩崎恭子ちゃんが見事金メタルを獲得した所です。 |
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2002年10月6日