今回の旅は、仕事の都合で僅か8日間で、ギリシャとエジプトと見て回るという大変忙しい旅でした。
ギリシャは、アテネ市内観光とエーゲ海ミニクルーズの3日間でした。
ギリシャには、お馴染みの古代ギリシャ最大の聖域「デルフィの遺跡」や乱立する奇岩の頂きに建つ修道院群「メテオラ」をはじめ16の世界遺産がありますが、残念ながらこのたびはその中の一つ都市国家アテネの栄光の象徴「アテネのアクロポリス」のみ訪れました。
アクロポリスは、アテネの町の中心の険しい石灰岩の丘の上にあります。
写真の「パルテノン」は、紀元前447年に第二次ペルシャ戦争勝利を機に、町の守護神・知恵の女神アテナに捧げる神殿として建てられたものです。
丘の上に聳え立つドーリア式の白亜のパンテノン神殿は、全体の高さは12メートルで、下部直径2メートル、10メートルの高さの巨大な柱46本がずらりと並ぶ様はまさに圧巻です。
建設当初は、全体が彫刻像やレリーフなどで飾られたとてつもない芸術作品であったとガイドから説明を受けました。
左は、プロピライア(前門)です。 南北に柱廊翼があり、かって人々は、この門を通って神殿に向かいました。 |
上の写真は、「エレクティオン神殿」でパルテノン神殿の横にある小ぶりなイオニア式神殿です。
上右のようなカリアティードと呼ばれる、高さ2メートルの6体の婦人像が立っています。
なお、この像は模刻で、本物は、下の写真の「アクロポリス博物館」にあります。
左の写真は、パルテノン神殿のすぐそばにある「アクロポリス博物館」です。 博物館とは思えないほど非常に小さな石造の建物です。 「エレクティオン神殿」の婦人像をはじめ貴重な遺物が展示されております。 |
世界遺産ではありませんが、風光明媚なエーゲ海を紹介します。
サロニコス湾のポロス島からエーゲ海 海の色は空よりも碧い
サロニコス湾に浮かぶエギナ島のドーリス様式の美しい「アフェア神殿」です。 ここから見下ろすアギア・マリナ湾の眺望はとても素晴らしいものです。 神殿入り口にある売店のピスタチオのソフトクリーム300円はとても美味しかったです。 |