今現在、33Rの走行距離は約50000kmを数えています。
普通の車なら、まだまだこれから・・・という距離でしょうが、このRはサーキットをはじめワインディング、
街乗りと、多種多様に乗ってきています。
 川崎師匠から譲って頂いた時点で約2万km、その後私が3万kmを乗ってきたことになりますが、
オーナーがオーナーだから大人しく運転する訳がない!(笑)全国期間限定で販売された、希少価値の
あるLM Limitedなのにね〜。(^^ゞ でもGTRなんだから、キチンと踏んであげないとね。

 この間、殆どノントラブルで走ってきた訳ですが、疲労が蓄積するにつれ細かいトラブルが見られる
ようになってきていました。純正とはいえ、ミッションは現在3機目、デフも異音が凄まじく、
エンジン・タービンからも随所からオイルの滲みが見られるようになり、この機会に一気にO/Hを
行う事にしました。

 当初はリビルトエンジン+GT2530のO/Hというメニューで考えていたのですが、その後Nurエンジンも
限定で販売されるようになり、様々な選択肢が増えてきました。・・・まあ、この悩んでいる時間も
また楽しいものなんですけどね。(笑) で、決めた後に本当の意味でさらに頭を痛める事に
なるんだけどさ。(爆)

 そして、一番最初に検討して見積もりを取った、リビルトエンジン+GT2530のO/Hという内容で決定に
しようかと思っていた矢先に、他の選択肢も見えてきました。エンジンの2.8L化です。

 リビルトエンジンが約45万円、Nurエンジンが載せ換え工賃込みで約70万(RH9登録ショップでの
値段)、そしてHKSから出ている2.8Lキット(STEP2)は約50万。。。実際には他のパーツも
入ってくるので、この値段以上になるでしょうが、10数万の違いで2.8L化が見えてきたとなれば、
一気にその気になりました。
通常の2.6Lから2.8Lへ、その200ccの差というものが実際にどのくらい違うものなのか、回りの
評判はいいし、最近の定番メニューになりつつあるような感じなので、この機会に排気量UPしちゃいます。
 

ブロックは、強度があると言われているR34・N1ブロックを
使用します。加工が終わって戻ってきたとこですね。

ヘッド部分。燃焼室加工・カム逃げ山加工を終え
戻ってきたところ、だったのですが。。。(;_;)

こんな感じ。

こんな感じ。

 先日AL山形へ行った時に、衝撃(・・・笑劇?・爆)の一言が。。。
加工から戻ったヘッドを確認してみたら、輸送中のトラブルでしょうか、ネジ山の一部にクラックが
入っていたとの事。それで再度東京へ発送して修正して貰っているそうです。

 まだ組み付けにも入っていないのに、ヘッドだけは東京2往復(約2000km)しています。
もう馴らしは十分のはずです。。。ちゃうって。(^^ゞ

 今回組むHKSの2.8キットはSTEP2ですので、クランク&ピストンのみのセットでで、コンロッドは
ノーマル品を使う組み合わせなのですが、師匠やYUさんから、「お前は熱くなると絶対危ないから。」という
ご推薦を受けまして(爆)、お店の在庫品であったトラストのH断面コンロッドを奢る事になりました。
まあ、確かに自分でもそう思います。(自爆)

HKSのクランクと、手前に見えるのがコンロッド。
なんで5本しかないのって突っ込まないでね。(笑)

HKSのピストン。すっごく軽いのでびっくり。

 自分が乗っている車の、エンジン内部って普通なら見る事は無いと思います。
私も機械関係には疎いほうなので、この機械・・・機会に(自爆)勉強の為に覚えておこうと思い、
時間が空いたらAL山形に向かい、作業の様子を見てみたいと思っています。

 ・・・いや、けして作業を煽っている訳ではないですからね(爆) > YUさん。(^^ゞ

 その他、手を入れる部分をご紹介〜。

BNR34・6速ゲトラグミッション。最近32、33への
移植も多くみられています。私もマネ。(^^;

HKSカムシャフト。in、ex共に270° リフト9.6。

金澤さんから譲って頂いたENKEI NT04RR。
18inch-11JJ。285サイズのSタイヤを履いてみたいにゃ。

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今現在のエンジンルームです。
これがどのように変わるのか。。。


・・・で、後日の様子です。(笑)
段々と、着実に手が入っております〜。・・・思わずニヤリ。( ̄ー ̄)

とうとうピストンまで収められました〜!!!
(T_T) ウルウル。。。(感動の涙・爆)

HKS・GT-RSタービンとHPI・アウトレット。
・・・けしてシングルタービン仕様ではありません。(爆)

ARC・インタークーラー。ツインエントリータイプを
チョイス。工場内の邪魔になるからと、トランク内に
置かれておりました。(笑)

ARC・ラヂエーター。エアリムーバータンク付きです。
まだ箱から出ておりませんので、そのまま撮影。(^^;

ARC・特注のオイルパン。Fデフとバッフルプレートも
組まれています。

その他、スロットル関係は34R用を移植との事。

 

 上記にありますオイルパンですが、実はかなり以前のこと、まだ師匠が乗っていた頃から
このRに組まれる予定だった一品だったそうです。それが今回、やっと日の目を見る事が出来たと
いう事みたいですね。今回O/Hしていなかったら、使われる事は無かったのかも。。。

 帰りがけには、とうとうFタワーバーの取外しに掛かりまして、今後は今のエンジンのばらし方に
入る模様でした。今後の展開が楽しみです!!!(^ー^)


 ・・・という事で続編です。(笑)
7日に突然YU様からTEL。「はずしたパーツ、何時取りに来れる〜?」 との事で早速行って来ました。
一日でエンジン・ミッションを降ろしちゃったそうです。(^^; はや。。。お店に着いた時には丁度エンジンを
降ろしている最中でした。
・・・エンジンを外してから初めて知ったのですが、HKSのアウトレットが付いていたのね。。。(^^ゞ

エンジンが降ろされた直後でした。

走行距離約50000km。お疲れでした。

ミッションがな〜い!!!(笑)

NEWエンジン。ヘッドまで組まれてました。


 さて、追加画像です。
YUさんのお陰でここまで出来ました。7月中には慣らしが出来るかもしれないですね。。。
ここまできたら、もう一息・・・、かな?

もう殆ど出来上がりのような感じです。(^-^)

カバーは青色になりました!
ボディ色とはちょいと違う色です。

Coming Soon...( ̄ー ̄) フフフ。


 ・・・えへへ。(^^;
とうとうエンジンが載りました! 実際はこれから細かい作業が多いとの事で、まだ時間は
かかりそうですが、とうとうここまで来ました〜!

・・・かっこいいじゃん!(^−^)

インタークーラー・ツインエントリーの部分。
パイプが綺麗な今のうちに記念撮影。(^^;


 細かい、いろんな作業が進んでいきまして、ミッションも無事に乗った状況です。
33純正ミッションと違い、34用を載せるにはフロアを叩いて成形しなければならなかったので
ハンマーでバンバン叩いて(笑)、やっと載りました。

トランスファーの部分、叩いた後にスプレーで
塗装した跡が見えます。

上記の写真と比較して、パイピング類が装着されて
います。もう一息、の頃の画像です。

 2004年秋、とりあえずの暫定仕様(?)でサーキットを走ったものの、エアフロの容量が足らず
春先にリセッティングとなりました。・・・が、問題はそれだけでは終わりませんでした。(;_;)

 エアフロをNISMOに変更したところ、今度は燃料が追いつかない状態になり、追加で燃料ポンプを
打つ事になりました。ブーストを下げれば走れない事はないのですが、エンジンの一番美味しい時を
万全では無い時に走るのは不本意だったので、少し時間をおいてから作業に取り掛かりました。

AL山形のPIT内。燃料ポンプの追加作業中。

ポンプ2機追加。コレクタータンクも付けました。


 さあ、とうとう来ました!出来ました!(^○^)
追加ポンプの配管作業も終了し、これから最終セッティングにはいるところです。
「レースカーみたい。」と師匠にも言われましたが(笑)、YU様、ホントにお疲れ様でした。m(_ _)m
羽付けたら空を飛ぶくらいのセッティング、よろしくお願い致します。(爆)

図面も何も書かずに「勘」だけで作業されたとか。
う〜む・・・、力作となる一品ですね。(^^;

デリバリーパイプもTOMEI製に交換しました〜。