Part.U


 ところで皆さん、簡単に一口で「へヴィメタル」と一括して呼んでおりますが、同じメタルでも様々な
ジャンルがあるという事を御存知でしょうか?(笑) ちょっと簡単に御説明致しましょう。。。

 「へヴィ」という枠を超えて、「スラッシュ・メタル」というものがありますが、これは前述した
METALLICAやSLAYER,ANTHRAX,MEGADETHなどが上げられます。これは文字通り「切り裂く」ような
リフやテンポを駆使し、攻撃的な印象です。低音と高音を強調した「ドンシャリ」音質のセッティングは
有名でして、ギターの低音とベースが同じ様な音域になり、METALLICAの「・・・And Justise for all」
にはベースギターの音がカットされた等と噂されたましたっけね。(笑)
 そして、「パワー・メタル」と呼ばれるものは、ラウド、そして疾走感が漂う雰囲気でして、RIOTや
MANOWARがあげられると思います。そして、リフの展開がメロディアスで何処と無く北欧あたりの
雰囲気を匂わす、「メロディック・デスメタル」なんてのもありますね。どことな〜く寂しい雰囲気のある
メタルってのも味があるもんです。(笑)
 
 そんでもって、極めつけ(笑)、うちのバンドがよく好んでコピーしてますのが、「デス・メタル」 (^^ゞ
はっきり言って・・・、スゴイっす。(爆) もうパワーで押し捲り、みたいな。ボーカルのメロディなんて
ありません、ただ喚いているだけの様な、地の底から聞こえてくるようなドスの聞いた声で歌って(?
)ます。(^◇^;うちのバンドでコピーしたのは、DEATH、DEICIDE、CANNNIBAL CORPSE、
EMPEROR等です。(知ってる?・爆)

 まあ、この辺の見解は個人それぞれだと思いますので、適当に見流しておいて下さい。(^^ゞ

 それでは私のバンドでコピーしてきた曲が入っているアルバム(アーティスト)を御紹介致しましょう。

SLAYER  「REIGN IN BLOOD」

 個人的には一番好きなバンドです。とにかく曲のテンポが速い!
一曲目の「Angel of Death」なんて、私にとっては聖典みたいなもんです。(笑)
全10曲ですが、トータル時間が25分強というのも特徴ですね。
デビュー時代から、ホントに変わらず第一線を活躍しているバンドです。
これは通産3枚目のアルバムですが、2枚目の「HELL AWAITS」も名盤です。
ライブでは、あまりの曲のテンポの速さに、ボーカルの歌詞が追いつかないという
現象が起きたのはこのアルバムで、でしたね。(苦笑)

DEATH  「HUMAN」

 うちのバンドでメインにしていたバンドがこれです。
曲の展開やリフがメッチャカッコいい!!私も曲作りにはかなり参考にしました。
メンバーもテクニシャン揃いで、ライブでもアルバム通り寸分の狂いもなく演奏
してしまいます。活動が長いバンドで、多数のアルバムが発表されていますが、
メンバーが固定せず流動的でしたが、このアルバムの頃は最強のラインナップ
でした。今後が楽しみなバンドでしたが、中心人物だったチャック・シュルディナー
(Vo.G)が数年前に病気で他界してしまいました。Rest in piece... 

DEICIDE  「Once upon the Cross」

 ・・・このジャケット、紹介していいのか〜?(>_<)
ヤバイ、ヤバすぎます。。。だってこれ、オリジナルジャケットはキ○ス○様の
腹を裂いて、内臓を取り出したアートワークなんですぅ。。。歌詞の内容も
スゴイっす。はっきり言って書けません。ライブ会場では爆弾事件が起こったり、
海外メディアには「我々の国内に足を踏み入れたら殺す」等とまで言われてる
バンドです。(>o<) でも、曲はカッコいいです。(笑) ライブビデオでのその
勢いは凄まじいの一言。いろんな意味で、鳥肌もんです。グレン・ベントン
(Vo.B)は「○リ○トは32歳で復活した、それを超える為に俺は33歳で
死ぬ」と言う名言(?)を残しましたが、・・・今でも生きてるのか?(^^ゞ

CRYPTOPSY  「Whisper Supremacy」

 インデックスには、「地上最強のバンド」として紹介されております。(^^;
異常とも思える程の速さ、凄まじい暴力性、凶悪なるサディズム。もはや
デスメタルもここまできたか。。。と感じさせる一枚です。もはやボーカルとは
言いません、もうアグレッシブな咆哮としか言えない。(^^; うちのバンドでは
このバンドの曲はコピーしなかったのですが、こういうバンドもあるんだよ、
という事で御紹介させて頂きます。暴れたい時なんかにはオススメの
アルバムです。(爆)

CANNIBAL CORPSE  「Bleeding」

 クリス・バーンズ(Vo)ラインナップ時の、最強にして最後のアルバムです。
他のバンドとはまた違う、独特の雰囲気を醸し出しています。テンポがメチャ
速いという訳ではなく、曲全体にバンドの雰囲気が漂っている、異様なリフと
野獣の唸り声のようなボーカルの絡みは絶品の一言です。(笑) 初めて
聞く方には非常に刺激が強いアルバムです。(^^; バンドで演奏してても
怖いです。(爆) このバンドのアルバムジャケットも前述のDEICIDEと同じく、
あんまり表沙汰には出来ないものが多く、差しさわりの無い(?)この
アルバムを御紹介致します。(^^ゞ

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METALLICA  「MASTER OF PUPPETS」

 やはり、このアルバムを紹介しない訳にはいかないでしょう!(^-^)
私がへヴィメタの世界に足を踏み入れるキッカケとなった、METALLICAの
3枚目のアルバムです。このアルバムの収録曲は全て弾ける程、練習を
しました。もはやアレンジの施し様が無いくらいの、完成度の高い内容です。
とても15年前に発表された内容には思えません。リフを全てダウンピッキング
で弾き切る為に、毎晩腕立て伏せをして腕力を鍛えました。(爆)
ここで紹介した中でも、唯一皆さんにもオススメ出来るアルバムです。(^^;