伝統建築に寄る・刻み・軸組み工法について 
刻みについて
まずは墨付け

材木には一本一本にが有ります、一本の材木を見て外側と内側、外側とは木の皮がついている面、内側とは木の真に近い部分です、又根っこ部分と頭の部分(先っぽ)です、そして南側に面していた面と北側に面していた部分を全部把握した後、この木は何処に使ったら良いかを見極め、5年10年したら、どちらの方向に向くのかを見極め多上では初めて墨を付けて行きます、此所で言う墨とは線を引く事です。
手で刻みをしている工務店さんはみんなしているはずです、
木と話し合って建てるから何時までも狂わない、丈夫な家が出来るのです。
今はやりと言って良いか疑問ですが、
プレカットと言う工法が多く成っています、あの工法では、木と話す時間がありません、又刻み加工にしても、最低ランクの仕事しか出来ないのです、良い材料を使っていても刻みかおろそかではまともな家には成らんと確信しています。
金物をたくさん使っているから、大丈夫だと思っている人はたくさんいると思いますが、
伝統工法による刻みをすれば、本来金物など入らないと言って良いほどです、伝統工法と言っても、難しい工法では有りません、今まで町場の大工さんは当たり前の用にしていた仕事です、その中にもピンからキリまで有りますが、我が社として最高な刻み墨付けを日頃より行っています。
刻みの様子は、写真を撮っていなかったので、撮影次第御紹介いたします。
ホームページ作りたてなので、いろいろ間に合いません、今後ご期待ください。
一部刻みの様子です

左の写真は
金輪継ぎの様子

右の写真は
刻み途中の一部です、アリほぞ、カマほぞ、四方アリの様子です





 一部の紹介です

伝統工法による刻みと建て方ですごらんください


★全部の柱が 独自の力だけで独立して建つための太く長いホ

       寄っかかっても大丈夫安心安心
                                                         ★横つなぎの材木を高さと大きさを変え鳥居の様な強さを作る組み方 
                    
★大きな梁の柱 、横材(同差し)の取り付け部分には、横ホゾ縦ホゾ、込み線差しを使用
            
(大きな力を支えるにはこの方法が適しているんです) 
                            
   ★横材(同差し)の縦つなぎには、金輪継ぎなど伝統建築工法を採用しています
                
  
上の写真左2枚が金輪継ぎ一度組んでしまうと外すのが大変です
右の写真は金輪継ぎの組む前のかっこうです 強そうでしょう
上の写真右2枚がシャチ継ぎです、柱の中を貫通しお互いを引っ張りあいます
現在はこの方法を使いながら、金物でも補強しています

まだまだいろんなつなぎ方が有りますが、次回なご紹介いたします


 ★現在では伝統工法に合わせ、現代の金物も一緒に使用しています
            よぶんな金物は使いません、金物の穴をたくさん空けると材木が弱くなります

          
        
                          


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