著者 高田敞
銀河団による重力で、空間が曲がり、その後ろにある銀河の光が曲げられているという写真が「Newton2009年5号」に載っていた。Abell1689という銀河団である。
タイトルは、「銀河団の本当の質量は」である。
「重力効果で求めた質量と、]線から求めた質量は必ずしも一致しない。実際に「Abell1689」では、二つの方法で求めた銀河団の質量は一致していなかった。その原因の解明には今後の更なる研究がまたれる」
銀河団で起こっているレンズ効果は、気体による光の屈折現象であると考えればいい。
先にも書いたことがあるが、エディントンの太陽近傍の星の光が曲がる現象も、やはり、理論値と実際の現象の値が違っていた。それは観測誤差ということになっている。それも、太陽大気による屈折現象であるとすれば、誤差でなくなる。
重力レンズ現象のすべてが観測値と、理論地が違うというのは、理論の間違いである可能性が高い。
重力で空間が曲がりそれによって光の進行方向が曲がるという理論はまだ証明されていない。それに対して気体による光の屈折は、実験や観測で証明されている。エディントンの観測や銀河や銀河団の重力レンズといわれている現象は、気体による屈折現象でも十分説明がつく。
エディントンの観測地が、相対論の予言とずれていたり、銀河団の重力レンズの値が相対論とすれていたりするのは相対論の予言が間違っているという証拠である。