「重力とはなにか」(大栗博司著)への手紙41

  著者 高田敞





(以下{ }内は上記本よりの引用)

問題1

{ビッグバン理論は「現代自然科学による神の存在の証明である」と宣言しています。}

{証拠が見つかる前に認めたのはやや勇み足でしたが、ビッグバンに旧約聖書の創世記と似たものを感じたのかもしれません。}

考察

ビッグバン宇宙論は、キリスト教の現代版天地創造です。キリスト教としてはこんなに待ち望んだ宇宙論はないでしょう。勇み足になるのは分かる気もします。でも、今、ビッグバンの証拠が見つかり、ビッグバン説はゆるぎないものになったというのですから、もう大きな声で、この宇宙は神の一撃から始まったといってもいいのではないでしょうか。いや、ずっと前からそうなってますね。ビッグバン理論は、もともと、キリスト教の牧師が言い出した理論なのですから。

 科学者の中にも、天地創造に似ているというので、神様のお墨付きがあると喜んでいる人もいるのではないでしょうか。

 今後、ビッグバン論を否定する科学者が現れたとき、望遠鏡の観測時間がもらえなくなったり、学界から締め出されたりしないことを祈ります。

結論

 ガリレオや、プルートや、ダーウィンが、草葉の陰で、「相も変わらずやなア」と言ってますわ。

 知ってますよね。当時、彼ら以外の学者のほとんどは彼らの説を否定していたのを。圧倒的多数だから、というのは、科学では、無意味なのです。本当を見分けるのはなにが事実かだけです。相対論も、ビッグバン宇宙論も証明のための事実があまりにも少なすぎます。その事実も、他の理論でも説明できることだけです。

 反相対論の本を見たことがあります。私のような素人ではなく科学者なのでしょう、難しいことが書いてありました。ペンネームでした。事情は分かりませんが、本名で出せる日が来ることを望みます。

 

あとがき

 これでおしまいです。
 つたないとこだらけです。それが素人というものです。でも、答えられないこともたくさんあったでしょう。とくに、エディントンの観測した星の光が太陽の大気で屈折していることや、水星の軌道が、太陽が楕円であれば説明がつくことや、相対論効果があれば太陽の時間が地球より数千年遅れているはずなのに、今出現していることなど、考えたことがありますか。これを否定したり、説明したりするのは、かなり難しいことだと思いませんか。

 ここまで読んでいただけたとしたらとてもありがたいことです。素人につきあうのは大変でしたでしょう。失礼なところが多々あったことと思います。お許しください。今後ともご活躍をお祈りいたします。

2012年12月6日

高田敞