「数式いらず!見える相対性理論」(竹内建著、岩波書店)

 に対する、ちょっとした反論2
 
 著者 高田敞


(以下{ }内は上記本からの引用)相対論2012年表紙

 

問題 

{真空中の光の速さは、観測者の運動と光源の運動とにかかわりなくつねにcに等しい.すべての慣性系において光の速さはcである.}

 

考察

 この仮説は証明されていない。相対性理論家は、マイケルソンとモーリーの実験で証明されたといっているが、この実験は検証されていないから、科学的には、まだ、証明されたとはいえない。

 検証実験では、明らかに、光と地球の速度が変化しているといっている人もいる。また、マイケルソンとモーリーの実験でも、誤差として無視されている値が、厳密には、地球の24時間周期の光との相対速度の変化に一致しているという人もいる。

結論

 光速度普遍の原理は仮説にしか過ぎない。事実というには、検証実験をしなくてはならない。相対論者はそれをしない。なぜなら、速度変化がでるのを知っているからである。これは、人工衛星や、望遠鏡など、アインシュタインのころより、格段に進歩した装置では、はっきり、地球と光の相対速度の変化が出ているからである。

 だから決して検証実験をしないのである。