料理ベタのレシピ

八面六臂はちめんろっぴの活躍
梅干

スーパーで売っている梅干はなぜか消費期限があり、着色料を使っているものさえあります。
家で漬けた梅は添加物は一切使ってないのに、いつまでも保存が可能。
ちょっと酸っぱいけど安心です。
 (漬けて2年経過した我が家の小梅↑)

我家の場合、使うのは大梅ではなく大抵小梅。
お弁当に一粒入れたり、魚を煮るときにも使います。
風邪を引いて熱っぽい時には湯のみに梅干を数個入れ、沸騰したお湯をさし、寝る前に2杯も飲めば汗が出て、熱も下がりすっかり元気!


         材料
梅(我が家は小梅)  1k
粗塩 150g〜200g
焼酎 100CC〜120CC

*梅干用にはちょっと黄味をおびて甘酸っぱい香りがする傷のない梅を選ぶ。
*梅を漬けるとき焼酎にくぐらせると、塩がつきやすくなるし、殺菌効果があってカビも生えない。
*焼酎が呼び水になって梅から水があがりやすいし、いいことづくし。

*梅を土用干しすると皮も軟らかくなりよりふっくらと仕上がるらしい。
(面倒くさがりの私は手を抜いて、しないけど。。)
きれいに洗って一晩お水につけてアクを抜いた梅1kは
水きりして、ヘタをとり布巾で丁寧にふきとる。
熱湯消毒した容器の底に、用意した粗塩一掴みを
まんべんなく振り入れる。
焼酎の中に梅をくぐらせて表面を湿らせる。
梅に残りの半量の塩をまぶして容器に1段並べる。
一掴みの塩を上からふりかけまた梅を並べる。
これをくりかえす。
全部並べ終わったら残った焼酎を上からかける。 
残った塩を全部まんべんなくかけ落し蓋をする。
落し蓋の上に2k(梅の1.5〜2倍)の重しをする。
そのまま置いておくと翌日にはお水があがってくる。
ときどき器ごと上下にゆすって塩をまんべんなくまわす。
4〜5日したら重石を半分にしてそのまま又しばらく置く。
その間、ラップなどで覆い、
ごみや埃が入らないよう気をつける。
塩もみした赤じそ(市販品でも可)をほぐして梅の上に載せる。
晴天の続く頃、3日3晩土用干しをする。 


自分で赤ジソを塩もみする場合は

梅1キロだったら赤ジソは1束、塩20g。
葉っぱをちぎると200gほどになる。
1. きれいに洗って水きり後、布巾などで充分に水気をふき取る。
2. ボールにいれたシソに塩の1/3量をふりかけて馴染ませ両手でよくもむ。
3. しんなりしてきたら力を強くしてさらに揉む。
4. 揉んでいくと赤い汁(アク)が出てくるけどそれはまだにごっているから捨てる。
5. シソをさらにかたくしぼり、出たアクも捨てる。
6. これ(2〜5)をあと2回繰り返す。
7. しぼったシソの葉をほぐして白梅酢(梅を塩漬けした時に出る汁)を
玉じゃくし一杯程度ふりかける。
8. 白梅酢が葉全体になじむように両手でよく揉んでいくと汁の色がきれいな赤紫に
なってできあがり。