コンニチハ。カポウです。やっとできたよAndyのサイト。
 いつからだ?1年近く前?から構想だけはあったものの、なかなか手をつけられずにいたの。ずぅーっと気掛かりだったでした。だって、「マン・オン・ザ・ムーン」が公開されて、映画やジム関係やあちこちのHPで、「この映画を見て、本物のアンディ・カフマンのことをもっと知りたくなりました。」とか書き込みけっこうあって、「ほらほら、やっぱり、アンディのこと知りたい人、いるんだぁ。早く作んなくちゃ。」と思いつつ、ちっとも作れてなかったから。
 やっと出来上がった頃には、映画の公開も終わり、ビデオのレンタルも始まり、新作コーナーからはずれ.....またアンディのこと「誰それ?」状態になってしまっているんでしょうが、開き直ってサイト・オゥプンでございます。ひっそりと。

 アンディのことを知ったのは、かれこれ5年くらい前かなぁ、はっきり覚えてないんだけど、"Saturday Night Live"のベスト集みたいなビデオをレンタルしてきたのね。
 ちょっと話はそれるけど、そもそもわたしが"SNL"を見るようになったのは、高校生の時の英会話の先生の影響で、当時わたしたちは"SNL"なんて知らなかったんだけど、それでも構わずその先生がレッスンの最中に"Mr.Bill"とか、いろんなキャストのモノマネをしてたの。いきなり奇声を発して「オ〜〜〜〜ゥ、ノ〜〜〜〜〜ゥ〜〜〜〜!」とか言い出すからびっくりさ。
「ナニソレ?!」と聞くと、「アーイム、ミスタ、ビル。ノ〜〜〜〜〜〜〜〜ゥ。」って。
で、"SNL"よりも、"Mr.Bill"っていうのが妙に記憶に残ってて、大人になってビデオレンタルのお店で働いた時にビデオを見つけて、「これだったのか........。」と感動にも似た気持ちでそのビデオを見たんだよね。

 で、アンディの話に戻るけど、最初は別に何とも思わず、他のスキットを見るために、アンディの部分は気にも留めずに早送りして飛ばしてたのね。でも、ある日、たまたま早送りしないで見ていた時に映ったのが、"Old MacDonald"だったの。
カウボーイハットの人がレコードに合わせてパクパクしてて、「なにこの人?口パクなの?なになに?何なの?」と思ってるうちに、妙ちきりんな「マクドナルド爺さん」の歌がスタート。ステージにあげられた人たちも、照れながら口パクパク。で、最後は必ずカウボーイハットをかぶったこの変な人がしめる、っていう、字にしてしまえば、ただそれだけの芸なんだけどね。
3年分くらい笑い溜めしたわって位、笑って、速攻で巻き戻し。3回繰り返して見た。

 それ以来、頭の中に「アンディ・カフマン」っていう名前があって、ネットで検索したりね。アメリカにはちゃんとしたオフィシャルサイトもあって、そこを覗いては、「わたしだけが知っている♪」みたいなヨロコビを感じてたの。
 そのサイトをたまに見てて、ある日、「おぉ!」と驚いた。ジム・キャリー主演で、アンディの映画が作られるとかって書いてある。しかも、タイトルは"R.E.M."の曲からとって"Man on the Moon"とか書いてあるし。それでさらに驚いて、自分のCDの棚を探したら、あった、あった、"Automatic for the People"。もともとR.E.M.は好んで聞いてたんだけど、輸入盤だったから特に歌詞を気にとめてなかったんだけど、知らずにアンディのことを歌った歌を聞いてたなんてー。
 で、自分の中でかなり盛り上がって、そこからアンディ熱が本格的に燃焼。というわけなんでございますよ。長い。

 アンディのHPといっても、手に入る情報は限られているし、見たところでアンディの実体がわかるようなものでは決してないんだけど、見て少しでも「ほー」とか「へー」とか思ってもらえるなら、嬉しいなぁ。  (5.10.2001. Mika Nagata)







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