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Andy Kaufman Plays Carnegie Hall

 アンディのキャリアの中で、最もファンタスティックなものの一つに数えられるに違いない、1979年4月のカーネギーホールでのアンディのコンサートの様子をおさめたビデオ。
 トニーの国家斉唱から始まり、妙におかしい子供たち(The Love Family)の歌とダンス、ステージそでに座り孫の晴れ舞台を特等席で見るパールおばあちゃん(実はロビン・ウィリアムズ!)、アンディの愉快な歌とダンス、コンガ、ガイコクジン、モノマネ、エルヴィス、プロレス....。アンディの珠玉のパフォーマンスがぎっしりで、満足度100%。
 映画でも感動的に描かれていた、あの「ミルク&クッキー」の実際の映像も入っており、ファンに囲まれて嬉しそうなアンディ、予期せぬプレゼントに顔を輝かせるファンたちの様子は、見ているこちらもニコニコしてしまいます。(78分)
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The Andy Kaufman Special

 1977年に制作されたものの、TV局のお偉方から放送することを許されず2年間放送されずにいた"The Andy Kaufman Special-Andy's Fun House"を収めたもの。
 ガイコクジンになったアンディがソファーとテレビだけのセットで、「てれびのえらいひとから、すぺしゃるをつくりなさいって、おかねもらったの。でもぼくだらしがないから、ぜんぶつかっちゃったの。だから、すぺしゃるはないの。」と言い訳。「ほんとにないから、かえって、かえって。」と言った後、「....さあ、てれびのまえにのこってるのは、ぼくのともだちだけだね。じゃあこれからぼくのすぺしゃるがはじまるよ。」と本編が始まるアイディアは、映画「マン・オン・ザ・ムーン」のオープニングでも使われてましたね。
 エルヴィスから始まって、シンディ・ウィリアムスとのとんちんかんなトーク、アンディと一緒に「牛はモー」を歌うコーナー、ミッドナイトスナック(ピーナッツジェリーバターサンドイッチ、チョコマーシュの入ったミルク、デザートはアイスクリーム)のコーナー、B ストリート・バンドをバックにコンガを叩きながら歌う「小さな世界」、アンディの永遠のヒーロー、あやつり人形のハウディ・ドゥディとの感激のご対面などなど、当時のアンディがやりたかったことがギュッとつまった一本。  映画でも取り上げられてた、テレビの垂直同期をわざとおかしくするのも、ちゃんと入ってます。トーク中のアンディとCM中(という設定)のアンディとの切り替わりが面白い。  
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Andy Kaufman Show

やたらと高いMC席  1983年にPBSで放送された「Soundstage」でのアンディスペシャル。
 トニーのマペット(意外とかわいい)が登場し、わりと仲良さげに共演するのが印象的。トークコーナーでは育毛のえらいひとを招いてあれこれ聞く(すごいオチ付)。トークショーとは思えないほど高いアンディの座席。そこからゲストを見下ろしながらのトークは何とも奇妙な感じ。最後は口ゲンカだし(笑)。
 行き過ぎた演出に視聴者がひいた、と思う瞬間、アンディはやりすぎてしまった罪によって島流しになってしまった、というシーンがはさまれたりする、ただではすまされない(?)一本。
 色々楽しいビデオだけれど、ラストに登場する、ガイコクジンの善良なアンディと、荒々しい悪玉アンディとの対話が特に楽しい。「カフマンさん、あなたはほんとはいいひとなのに、どうしてそうやって、わるいことばをいったりするの?」「うるさい!オレの勝手だ!ハンバーガーはどこだ?!ハンバーガーをよこせ。」「カフマンさん、ぼくはしってるよ、ほんとうのあなたはそんなひとじゃないって。」..........ラトゥカがイメージさせるアンディのかわいらしくて純真な部分と、トニー・クリフトンの持つ滅茶苦茶で自己中心、破壊的な部分。どちらも確かにアンディの中に存在していることを、アンディ自身が一番楽しみながら演じているような、そんなワン・シーン。最後にガイコクジン・アンディがガイコクジンの口調で悪態つくのが最高。
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The Midnight Special

 1981年に放送されたウルフマン・ジャック司会の「ミッドナイト・スペシャル」出演のビデオ。
エルヴィス、外国人、トニー・クリフトン、コンガ、プロレス、とお馴染みのパフォーマンスに加えて、Jerry's Famous Deliでバスボーイとして働いているアンディの映像や、フレディ・キャノンとの共演、スリム・ホイットマンとヨーデルのような裏声で歌ったり、などなどが収録されてます。
 トニーがズムダさんに罵声を浴びせ水をかけちゃう実際の様子もアリ。
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I'm From Hollywood

 女性とのプロレスの試合を重ねてきたアンディが、ホンモノのプロレスラー、ジェリー・ローラーと戦うことになった時の模様をドキュメンタリーとして収めたビデオ。
 試合の様子、怪我して運ばれる様子などもじっくり見れます。
 まだ見てないのでくわしくは書けないけれど、コメディアンとしてそれなりに地位も名声も得ているアンディが、なぜプロレスをするのか、なぜこんなにもプロレスに魅了されているのか、これを見たら少しはわかるのかも。
 見たらまた詳しく書きます。
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My Breakfast with Blassie

 1982年に撮影された低予算映画。トニー・レジェンド監督作。
 アンディが、憧れのプロレスラー、「銀髪の吸血鬼」フレッド・ブラッシーとレストランで朝食を食べながらおしゃべりする、というただそれだけの内容。ほとんど台本も存在せず、本当に自然に朝食を食べ、喋る二人。プロレスの話や、ブラッシーさんが日本に行った時の話、メニューを見ながらああでもない、こうでもないと言ったり.....。アンディが食事の前に目を閉じて(瞑想?)る様子や、コップの水にスプーンをつけてよく拭いてから使う様子、見知らぬ人と握手してすぐにペーパータオルで手をゴシゴシ拭く様子、何度もトイレに手を洗いに席を立つ様子、おもちゃの鼻水をつけて見せる様子(「マン・オン・ザ・ムーン」でもジョージ・シャピロと食事をするアンディのシーンで再現されてました)など、普段のアンディをじっくり堪能できるマニア向けの一本。
 たまたま撮影中に隣のテーブルに居合わせた女の子達に声をかけ、そこでガールフレンドのリン・マーグリースと出会う。その出会いの様子も映画にしっかり記録されている。
 誰も演技なんてしていないような中、唯一、演技を披露するのはズムダさん。鼻から出したり口から............。
 映画の前に、プレミアの模様が収録されており、癌の治療のためフィリピンに飛ぶ前日のアンディの姿を見ることができる。映画の中のアンディーとは全く違い、痩せ細って青白いアンディの姿が痛々しい。目だけは変わらずキョロキョロしているけれど、力ない笑顔を見ていると、何ともやりきれない気持ちにさせられる。
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Biography

 A&Eテレビジョン・ネットワーク制作のアンディのバイオグラフィー。
 子供の頃の貴重な映像、友人、家族たちが語るアンディの思い出などが折り込まれ、アンディの人柄や経歴などがひも解かれる。
放送されなかった10分バージョンの"Uncle Andy's Fun House"の模様や、グラーム短大時代に撮ったショートフィルム、TV初出演の映像、コメディ・クラブでパフォーマンスをするアンディの映像、"Friday"での乱闘、ジェリー・ローラーにビンタされ、放送禁止用語を連発する様子、など、他のビデオでは見られないものが沢山見られるビデオ。
 ナレーションはダニー・デヴィート。
Tank You Veddy Much!

 1999年のアメリカでの「マン・オン・ザ・ムーン」公開のあたりに発売された、アンディ入門的ビデオ。
 「マイティ・マウス」、「Friday」での乱闘のスキット、カーネギーホールのコンサートでおばあちゃんに扮したロビン・ウィリアムズとの共演、ディック・ヴァン・ダイクの番組に出演した時の映像などが編集されて収められているそうだけど、Amazon.comでのカスタマーレビューの点数がすこぶる悪く、イマイチ買う勇気が出ない一本....(笑)。
In God We Tru$t

 アンディが初めて出演した映画。イギリスのマーティー・フェルドマン監督を務める。
 テレビ伝道師、アルマゲドン・T・サンダーバードという脇役だけれど目立つ役柄を演じ、華麗にハリウッド進出.....のはずが、映画自体が大コケに終わったのだそう。
 映画としては失敗だったかもしれないけれど、アンディファンにとっては、映画の中で演技をしているアンディを見られる貴重な一作かも。(まだ見てないの)
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Heart Beeps

 アンディが初めて出演した2本目の映画。
 アンディと官能的な女優さんバーナデッド・ピータースが、1995年の未来の世界(映画が作られたのは1980年)を舞台に恋に落ちる2台のロボットを演じる、というもの。
 案の定、というか何と言うか、この映画も大失敗に終わり、この映画の後に企画されていたアンディがメインの「トニー・クリフトン物語」という映画もポシャッてしまったのだそう。
 金属的なキャラクターを演じるのに毎日入念なメイクを必要とするため、アンディは撮影中グッタリしてたんだって。


TAXI - Best of Andy Kaufman Vol.1-4

 "TAXI- Best of Andy Kaufman"というシリーズが4本販売されており、これで8話分のエピソードが楽しめます。字幕がないのは辛いけど、字幕不要のラトゥカのセリフなら充分、堪能できちゃう。
 Amazon.comだと、一本$9.95で。(送料別)

"TAXI- Best of Andy Kaufman Vol.1" -
 "Paper Marriage", "Mama Gravas"

"TAXI- Best of Andy Kaufman Vol.2" -
 "Latka the Playboy", "Mr. Pesonalities"

"TAXI- Best of Andy Kaufman Vol.3" -
 "Simka Returns", "The Wedding of Latka & Simka"

"TAXI- Best of Andy Kaufman Vol.4" -
 "Scenskees from a Marriage, Part.1 & 2"