15000rpmのHDD

15000rpmのHDDは2000年にSeagateがCheetah X15を登場させたところから始まりました。
15000rpm HDDは外見こそ3.5インチですがディスクの内径は2.5インチになっていました。
他社より1世代、約1年先行して登場しとなったCheetah X15は当時ライバルだった他社の
10000rpm HDDと比較してランダムアクセスは高速でしたが、シーケンシャルのRead/Write
性能では10000rpmのHDDと互角程度でした。
性能面全てに於いて完全に10000rpm HDDより上になったのは第二世代のCheetah X15 36LP
からで、Cheetah X15 36LPが出る頃にはFUJITSU、IBMと言ったライバル会社も15000rpmの
モデルをリリースしEnterprise市場の主役も15000rpm HDDに移っていくことになりました。
残念なことに98で実力を出し切れるのはCheetah X15 36LP等2002年の15000rpm HDDまで
でして、2003年以降の15000rpm HDDはその高速ぶりにI/Fやマシンパワーが追いつかない
というのが実情です。
こちらでは2001〜2003年の15000rpm HDDの18Gモデルのベンチマークをご紹介します。