この壁紙は 「倶楽部・夏姫」様 のページより拝借いたしました。


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2004/04/09
受張り-1 受張り-2
受け張り

まず古い紙をはがして下地を出し綺麗に掃除をするところからの作業となります。
壁の下地は、1面(向かって左側)が床との境のために土壁になっていて、古くなって 土が落ち始めているので、2分厚ほどのベニヤ板を張り付けその上から受けを張ることにした。

後の2面は元々板が張ってあるのでそのまま受けを張り、継ぎ目の段差、釘の効いていない ところを補修しながら受けを張っていった。
 張上がり-1  張上がり-2
表張り

平押し金を張っていく。
なるべく”しわ”を付けないように糊付けした紙を持っていくのは気を遣うところです。 全て張り終えた後、中央の窓を抜き枠を入れ棚を入れると作業終了です。
 完成!(^^)!
「作業を終えて」

大仏堂様より紹介を受けて仏壇の壁装を依頼された。
繊細な作業をされる仏壇の職人さんに恥ずかしくないようにと考えるだけで、とても 緊張する仕事でした。
作業のつらさ・緊張感は、何を作っていてもいつも感じているのですが、施主の奥さんが 亡くなられたご主人の法事をされるので、仏様に対する気持ちが強く伝わってくる中での作業は、 終えた後の施主の「あぁ〜、これで主人の法事が出来ます。」の言葉に、+αの満足感が 味わえる仕事になりました。

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