本 来 寺

=天井画のその後= (篠山市大山)

天井画の工事と紹介(2)


江戸時代から平成十四年まで本堂の天井を飾っていた岸岱の絵、痛みがひどいと言うことで
まだ痛みの少ない物を襖と衝立に作り替えることになりました。
岸岱(がんたい)について…
別号は虎岳、卓堂、紫水。
岸駒の長男で虎の絵を得意とし、従五位越前守に叙任した。
元治二年没(1865年)行年八十四歳。
彼の長男は岸慶、次男が岸札,三男を岸誠と言って、いずれも岸派の筆法を守っている。
岸駒(がんく)について…
別号は華陽、同巧館、虎頭館、天開屈。
岸派の祖で本姓は佐伯昌明、のち岸と改め名を駒と言った。
加賀金沢の生まれで、後年京都に出て有栖川宮家(ありすがわのみやけ)の侍臣となり、
その後、京都御所や加賀(かが)藩金沢城ニ之丸の障壁画(しょうへきが)を手掛けたり
しています。蔵人所衆、従五位下越前守に任ぜられた。初め狩野派のち沈南蘋の画風を慕い、
さらに四条派の写実の筆法を取り入れて、ついに一派をなした。虎の絵を得意とした。
天保九年没(1838年)行年九十歳

〜めくり、洗い、補修、デザイン、完成まで〜

補修(1)
補修(2)
補修(3)
補修(4)
補修(1)
補修(2)
補修(3)
補修(4)
補修(5)
補修(6)
衝立(1)
衝立(2)
補修(5)
補修(6)
衝立(1)
衝立(2)
衝立(3)
衝立(4)
衝立(5)
衝立(6)
衝立(3)
衝立(4)
衝立(5)
衝立(6)
衝立 完成
衝立 完成
衝立 完成
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衝立 完成
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