キャンプ日記 
       名         称  花はなの里オートキャンプ場
所 在 地 千葉県富津市上648
 電話0439-65-5126
施    設 ブランコ、ダムを見渡す遊歩道あり、レストラン併設(カフェ&ギャラリーダム)
天    候 予報(雨、前日より台風接近)
当日、朝から雨、2時過ぎから強い風が7時まで吹き荒れる。翌日、台風一過となる
日    時 19年10月27日(土)〜10月28(日)【鯨のモニュメント】
風    呂  あり(大人200円)
時    間 朝10時45分発 11時45分着
行   程
千葉北インター(東関東自動車)→京葉道路→木更津南→一般道15分、郡交差点右折
【管理棟からサイトを望む】


 キャンプ関連のHPでは著名なSAMさんのキャンプレポートより、身近な富津市にキャンプ場があることを知り、先週行くつもりでいた。しかし、私と子供が直前に熱を出し、急遽取りやめ、今週のリベンジになったが、天候は先週が最高の晴天に対し、今週は台風混じりの雨模様。かみさんの「雨の中狭いキャンカーの中で何するの」と不満たらたら、しかし「そんなの関係ねぇ」。どうせなら、「台風キャンプを楽しもう」ってなコンセプトで挑んでみました。
 〔1日目〕
 朝9時前に、キャンプ場の奥さんから、キャンプ参加の再度の確認の電話あり。前日からの料理の支度、すべての準備が整っているので、当然キャンセルの予定なし。 生きて帰れないわけでもなし。おいらは6年のベテランキャンパーだという自信満々。管理人さんの細かい気配りは家族的でいいですね。しかし、出発する時から雨では気分は晴れない。
 何とか、キャンプ場に到着すると、入り口からサイトに入る狭い道を押し込んで管理人に挨拶。サイト利用者は私たちだけなのでどこでもどうぞと言われ、サイト選びをする。
前日からの雨なので、芝生サイトも水がたまっている。少しでも土が盛り上がっていて、風下にはいるようにサイトを選ぶ。それでも、横から雨風が入るので、シートで横を覆い、一件落着。
【雨対策は万全のつもり】
@長靴着用。A全員の雨具用意Bシートは多めに持参Cサイト選び等である。
 
  出発時点からこの雨、+入り口  マウスオーバー         到着後にサイト設営はこんな感じ
 今回は、台風なので、サイドオーニングに頼るわけにはいかないので、スクリーンテントを用意した。と思って広げてみると、同じOGAWAでも、スクリーンテント(アルタナ)ではなく、全くのテント(アスピート)を持ってきてしまった。ここでへこむ。 しかし、ここでくじけてはいけない。何とか、この場をしのごうとビニールシートで周囲を覆う。簡単な設営が終わると、管理棟兼務のレストラン(カフェギャラリーダム)に行き昼食をとることにした。
      設営が終わったので、さぁ昼飯だ。    レストランの風景(奥さんのアイデアいっぱい)
 レストランに入り、我が家は釜飯、パスタ、ピザと別々を頼んだ。事前情報でピザが自慢であることがわかっていた。かみさんの頼んだ釜飯はとてもおいしかった。パスタも結構いけました。ピザのできあがりが遅かったのは、このレストランは注文してからピザ生地(発酵)を作っていたので時間がかかるのがわかった。
      囲炉裏のある場所で食事を      釜飯はとてもいい+バスタ   マウスオーバー
  食事をしながら、これからの台風状況の話になると、「このレストランは5時で終わるので、夕飯はこの場所を利用してもいいですよ」といわれ、お言葉に甘えることで、これからの展開の気分が楽になった。 雨の中でもおいしいランチが食べてる間は外の強い雨も気にしない。
      食事風景+陽平  マウスオーバー     食べかけですが、肉厚のあるピザです。
  食事後は、早速夕食作りにはいる。今夜は、牛すね肉のスープとゆで肉の薬味ソースがけだ。今年の9月の成田夢牧場のキャンプで作ったものが子供に人気があったので、再度挑戦。
  その間にも台風はどんどん激しくなり、ビニールシートをペグに結んだひもが外れたり、ラフターテンションプロが外れたりで、「こんな経験は2度とできないだろうなぁ」とかみさんの心境を思ってみた。この料理は、ダッヂオーブンで、煮込んで1時間、野菜を入れて1時間で完成だ。
      家族全員で夕飯作りにはいる    雨が強く左の池は波が立つ(本当は雨が激しい)
  煮込みの間は、バンコンの中で持参してきたDVDでみる(エンタメ)。その後にまたレストランに行って、おやつタイムをとる。コーヒーとシフォンケーキ、バナナジュースを頼んだのに私と陽平にはチーズケーキもついてきた。ヤッター。奥さんがレストランの中央の暖炉に火を入れてくれた。冬は暖かいだろうなぁ。ここはキャンプ場より、レストランが高付加価値ありだ。
      
      注文品+サービスチーズケーキ        暖炉は雰囲気がありますね。
 おやつタイムが終わると、夕飯の最終準備に入り、外に出してあったキャンプ道具を大方撤収し、サイドオーニングも仕舞ってしまうことにした。
  夕飯ができあがった6時過ぎにダッチオーブン(牛スープ入り)とご飯と食器を持参して、再度、レストランに向かった。閉店となったレストランの囲炉裏で夕飯をとる。管理人さんにも少しお裾分けをした。そこで、管理人ご夫妻と一緒に食事をとることになりました。奥さんの手作り料理も一緒にいただく。台風のおかげで、管理人ご夫妻と談笑しながら、夕飯をとることになるとは、何が災いするかわかりませんね。スクリーンテントを忘れていなければ、今頃強い風の中テントの中での食事となっていたはずである。
           夕飯の様子         管理人さん風と一緒の夕飯
 食後は、頼んでおいたお風呂に入りました。管理人さんの家族風呂を利用する仕組みです。キャンプでも我が家はお風呂は欠かせません。
          体が温まるねぇ〜    入浴後にフランダースの犬のようなワンちゃんが
  風呂から上がって、デジカメを撮っていると、ご主人からデジカメの撮影のアドバイスをいただく。 なんといってもご主人はプロのカメラマンです(千葉で唯一の二科展会員)。 でも専門的な話は、※※
  その頃から、雨が小降りになり、台風の過ぎ去ったことがわかる。寝る時点では、温度は下がっていなかったので、持参した防寒対策(電気毛布)は不要であった。夜半に少し寒くなったので、はじめてペパストヒーターを使用してみた。足下が温い。こりゃいい。と一人満足。
      夜半に起きると、雲の中に月が        朝起きると、東の空は明るく
 夜中にトイレ(最近年のせいか、近いのだ)に起きると、月が見え、その後星が見え始めた。今日は台風一過だ。東の空から日が昇り、明るくなるのがわかる。朝食前にせっかくだから、たき火をしようと思い立ち、薪を借用したが、この薪がたき火用でなく、石窯用だったので、なかなか燃えなかったが、管理人の奥さんが乾燥竹を持ってきてくれて、無事朝のたき火ができました。よしよし。
      こんな状態で台風を迎えました。  台風一過の朝のたき火はいいねぇ マウスオーバー
 今日の朝食は、取引先とのつきあいで購入した焼きラーメンである。ちょっと煮込みすぎたが、まぁいけました。自宅にはあと20食くらい残っているのだ。私のサイトの場所が一番日が昇る(照る)のが、遅いので、車とキャンプ道具を移動して、雨に濡れた道具を全部乾かしてしまうことにした。おかげでのんびりとしながらも忙しい時間が経過した。
 いつも早く撤収しなければ気が済まないクイックキャンパーなる称号をいただく私ですが、なぜかここはのんびりできます。あまり、キャンプ利用者がいないのもいい。この段々サイとのせいなのか、とてもいい感じのサイトである。
    牛スープと焼きラーメン マウスオーバー    キャンプ道具を乾かすために場所を移動
 今日あと一組キャンプ場を使用していたバンガロ−組の家族が昼食にピザ体験をするというので、最初いやがっていた陽平も参加することになりました。陽平がピサ゜生地を作っている間に私たちは管理人の薦めでダムを望む散歩道を行くことにした。
   唯一の遊具のブランコ マウスオーバー          この道をあがると頂上に
 半袖がちょうどいい暑さの中で、坂道を上っていくと造ったばかりのバンガローを見学。このバンガローまで車に上るのが大変かなぁと思いました。(バックで上るようである。)
        カラフルなバンガロー       バンガローより管理棟を望む
急な坂を上ると、郡ダムが見えてきた。この地方の一番の高台だ。南は東京湾観音も見える。次回は夕焼けがみてみたいなぁと思う情景であった。
    郡ダムがたたずむ  マウスオーバー           里山の風景  
      頂上に登る途中の−−−             はい、おまけ写真
散歩が終わると、陽平と同級生となる女の子がピザの飾り付けをしていた。やる気のなさそうな我が子を激励し、石窯のピザを入れている間にもう一組のキャンプ参加者と談笑。この参加者の少ないキャンプ場とレストランのお気に入りのようだ。確かに、癖になるかもしれないキャンプ場でありました。
    ピザ生地に飾り付け マウスオーバー   石釜から完成品へ   マウスオーバー  
できあがったピザを食べるとキャンプ場をあとにした。帰りはこんな天気で帰れてよかったよかった。
キャンプには直接関係のない舞台、なぜか雰囲気あり      帰りの館山道路はこんないい天気
千葉のキャンプ場の中で、とても存在感あるオーナーご夫婦(人なっこいご主人と優しい対応の奥さん)でレストランとともにひと味ひねったとても雰囲気のあるキャンプ場でした。まだまだ千葉にはおもしろいキャンプ場がありましたね。また、別の季節に来てみたいものでした。