キャンプ日記 
       名         称 オレンジ村オートキャンプ場(2) 
所 在 地 千葉県南房総市千倉町久保1404
0470−44−0780 
施   設 遊具なし バンガロー4棟 家族檜風呂(1家族1500円) 
環   境 サイトは段々場の土だが、全て南向きで景観がよい。(雨の降りやすい北東を背にしているため雨が少ないキャンプ場とのこと)
天   候 土曜 晴天 日曜 朝10時30分頃より小雨降る。(1週間前天気予報は土日とも雨)
日    時 18年9月16日〜17日(土日)
風    呂 場内の檜家族風呂、他に車で10分の矢原莊(24時間風呂)ありあり、
時    間 朝9時10分発 京葉道路−館山道) キャンプ場3時前
翌日10時30発 3時到着
勝手に評価 ★★★★キャビンは7畳、10畳用はおすすめできないが、後はワイルドなキャンプ場として、後は景観が補ってくれる。景観のよい檜風呂も最高。


持参して使わなかった道具 コット・焚き火台
9月のキャンプは、私もかみさんも体調が良くないので、千葉房総のキャビンの泊のできるところを探したが、1週間前の予約で空いていたオレンジ村に決めた。しかし、このキャビンはあまり記憶にないので、どのような様子なのか不安もあったがそれがずばり的中してしまった。それ以外にもサプライズかありました。
 〔1日目〕
前日の予報に反して、晴天に恵まれての出発となった。東関東、京葉道路、館山道と乗り継ぎ、途中、富楽という有料道路内の道の駅にて休憩。ここの2階部分の家庭料理のようなちょっと口にできそうなものが並んでいて、ちょっとした腹ごしらえ、おやつタイムにはおもしろい時間を過ごしました。終点の館山で降りて館山市内を通って野崎灯台の方を経由して館山半島を回って千倉に行く予定であった。館山市内では、1617日の「安房国司祭やわたんまち」の準備で、屋台やら、神輿やら、担ぎ手やらがそこここに見えて楽しそうでありましたが、午後1時からの神輿の時間帯に遭遇すると渋滞するので横目に見ながら、車を走らせました。
   途中休憩地、富楽里とみうら    富楽里内の人気の総菜屋         野崎灯台
 ここまで2時間30分かかったので、南房パラダイスに寄らずに、「海の家」にちょっと寄りましたが、ほとんどレストランのみなので、食事はせずにちょっと岩場に出てカニを探しました。
波の打ち寄せる岩場 かみさんと陽平 こんな看板には惹かれますね
 その後、夕食の買い出しの潮騒王国に到着。車で寝ていた陽平は起こされて、まだ昼食ができないので不満足。鰯の丸干しをゲットしようしたがあいにくなく、他の魚を注文した。その後に起きたのがこのアクシデント。
〔コンクリート流血事件〕 マウスオーバー
その後食事を取ろうと食事棟の今日のおすすめの看板有りでうろうろしてした後、振り返ったら、頭を隣の階段下のコンクリートの立方体の角にぶつけてしまいました。頭ががーんと割れてふらふらとなり、しばらくしたら頭に置いた手が血でべっとり、さらに頭からコンクリート地面に血が数滴垂れていました。このときは、声が出す、周囲にお任せ状態、とても食が採れる状態ではなかったがしばらくして、顔色が戻り、近場の病院を紹介して貰っていくことにしました。その食堂の店長にはお世話になりました。
その病院は、安房医師会病院といって、ちょうどキャンプ場の方に向いていたのも運が良かったですね。行ってみると、消毒して頭にネットして終わり。しかし、かみさんが健康保険証持参していたのには驚き、ありがたいですね。かみさんが行かない場合は、当然持って行きません。            
【→こんな格好になりました】
その後、すぐ隣にあるラーメン店で、遅い昼食をとって(煮干し系)、キャンプ場に向かいました。3時着。
 到着して、予約してあったバンガローを紹介されてびっくり。管理棟の南側に10畳用と7畳用の部屋がありましたが、なんとテラスがない。二つの部屋の入り口に狭いバルコニーのようなものがあるだけである。10畳用の団体の人たちは、下のミカン畑にて椅子テーブルを広げたので、私たちは、狭い入り口にタープを設置してテラスを作りました。
     バルコニーだけ  バルコニーを降りた入り口は   バンガローの窓から〔マウス〕
 これにはびっくりです。いつも思うのですが、テントサイトは何もなくても良いのですが、バンガローは写真がないとどこまで装備されているかわからないでので心配です。通常のキャンプとして利用するにはお勧めできないバンガローですね。(尚、6畳用、8畳用はテラスを設置できます。)
 バンガローだから、楽だからと思ったサイト作りが、汗だくになり、苦労してなんとか設営が済みました。意外とバルコニーのような場所で目の前は掛け状態での料理作りも乙なものでした。
 なんとか、タープを張ってみました    管理棟と我がサイト    管理棟からテントサイトを望む
 4時過ぎに一段落して、 かみさんと子供を連れて、場内散策。管理棟からでも景色はよいのですが、テントサイトはもっと高台のため、もっと景観はよいですね。今日は、一番上には、テント6張りの自然学校?のグループで、子供達の元気に声がキャンプ場を盛り上げていました。その後、10月20日から開園するミカン狩り農園を見学。
     名誉の負傷?    ちょっと高台からの景色   我が家のサイトはこんな形
  私と陽平は、2回目だが、かみさんは初めてである。どうせなら、ミカン狩りを体験させたかったなぁと思った。 
  テントサイトの通路の様子  こんなミカンがザックザック この蜜柑が11月から食べられる
 ここは、ミカン狩り以外は、特にイベントはないので、早速夕飯作りに取り組む。今日のメニューは豚肉のビール煮梨入りである。他に煮魚と焼き鳥である。全然脈絡のないものである。その間コーヒータイムを取るが、我がファミリーのテーブルの位置が、管理棟のすぐ脇なのでキャンパーに目立ってしまうが困りものでしたね。
 夕飯のメインはビール+梨による豚肉煮である。この時期しかない梨を使った料理に期待するものがあります。まして、「チャングムの誓い」でも宮廷料理の中で梨はよく利用されているとのこと、俺は王様か?と思いながら、作ってみました。味付けはいつものかみさん。味はかみさんの評判も良く、明日の朝も残りを食べて完食しました。
    出来上がったメイン       夕食風景  業務用の食材店より購入した焼鳥
  食後は、7時に予約してあった檜風呂にはいることにしました。前回来たときにはなかったが、今年の入って、キャンパーからの要望も有り、南向きの檜風呂は家族風呂としてはとても大きく、当初、私たちのバンガロー側も使って男女別の風呂にしようと思ったらしいのです。
南向きの檜風呂 1家族では広すぎるね ばば抜きのみのトランプ
  この時期は日が暮れるのが早いのですが、夕日を望みながら、この風呂に入れたら贅沢だなぁと思いました。この家族檜風呂は大変気に入りました。その後、家族でいつものトランプをして時を過ごしました。あいからわず、ばば抜きだけなので、少しメニューを増やしたいと思いましたが普段ではしないのがまずいですね。いつものように早く10時前に寝付いてしばらくしたら、隣のバンガロー利用者の声が耳に入り、寝付かれなかったので、外に出てみました。
 外に出たとき、トイレに向かうとオーナーの野宮さんから私の頭の包帯のことを聞かれ、管理棟の中でオーナーが待っていてビールを持って一緒に飲もうとのことになり、酒の弱い私が缶ビール2本も頂いてしまいました。
 「外国産のレモンは青いうちに刈り取って、黄色の防腐剤の液体につけ込むが、日本では、外から消毒をするだけの話・ミカン農園としては、千葉県で一番大きく、最南端にあるため大手旅行会社が宣伝しなくても客が来てくれるとのこと、それだけに細心の注意が必要である話・このキャンプ場は北東を背にしているので北東からの風を受けることがないので雨が少ないとの話・キャンプ場としての後継者問題・キャンプ場経営上の客の要望を常に聞いて手を加えていること・千倉のホテルの話その他」いろいろお聞きしました。話はつきなかったのですが、明日早く病院にガーゼの取り替えに行かなければならなかったので、12時40分に部屋に戻りました。

尚、最後に千葉キャンパーの話をして、できたてのステッカーを貼らせていただけないかと話したら、気持ちよくすぐに張っていただきました。このキャンプ場はキャンパーだけでなく、観光みかん園もしているので、このステッカーは目につくなぁと思いました。
 楽しいオーナーとの語らいがあって、大変充実した1日を過ごし、12時40分頃に就寝。 
 〔2日目〕
     朝のオレンジ村    今日の天気は秋空か     ホットサンドは難しい。
  朝は、5時前に目覚め、うとうとして6時前に起きる。、焚き火をしながら朝食作りにはいる。今日の朝食は、以前から作りたかったホットサンドだ。でも、決して得意ではない。なぜなら我が家は、朝食にパンを食べたことがないのである。でも、胃袋に入れただけで終わってしまった。(そんなにうまくなかったと言うことである。)今日は、ホットサンドとかみさん用にトーストを作った。ユニフレの道具を使ってみたかったのである。なんとか朝食をこなしたら、オレンジ村の
        朝食風景       生牛乳はおいしいサービス
従業員が野宮農園内の乳牛から採れた自家製取れたての牛乳を持ってきて、参加者に配り始めていた。約700cc位いただきました。生牛乳はやはり違うかなぁと思いました。
その後、片付けもそこそこにして、昨日手当をして貰った安房医師会病院にガーゼを取り替えに行きました。往復兼ねて、60分かかりました。その後、後片付けは通常のキャビン泊よりも時間がかかったことはいうまでもありません。いつもなら、ここで陽平とバトミントンなどするのですが、かみさんも疲れて運動になれない様子。
その後は、丸山公園にいくか、海岸美術館に行くか迷いましたが、あまり時間がないので、浅井晋平の海岸美術館に向かうことに決め、管理人に挨拶して、キャンプ場を後にしました。
ちょうど車を走らせたら、雨が降り始めました。なんてついているんでしょう。 
    撤収終了後の車 管理棟受付に張って頂きました     海岸美術館への道
海岸美術館の前には、特にこの地方に多く咲いているパンパスグラスが迎えてくれました。この美術館は、10年前に私たちが結婚後初めて白浜のホテルに泊まったときに寄ったところです。内容は変わっていませんでしたが、中庭が整備されていて、「シダ庭」のようにシダがきれいでした。
      建物の中庭     あいにくの雨に中で     最初の唐揚げは失敗
10年ぶりの海岸美術館に懐かしさを感じながら後にして、一路昼食場所に向かいました。
     レストラン金谷     魚料理はさすが     レストランの目前は海
その場所とはネットで調べていた富津金谷の漁師料理「かなや」です。なぜなら、昨年同時期にばんやを訪れて、保田の祭礼に遭遇し、渋滞したのを覚えていたからである。初めての所は、一度は食してみたいのが食いしん坊。館山有料道路を富浦竹岡で降りて車で5分、海に面した地形を利用した「保田 ばんや」と全く同一手法のレストランである。年末には隣にお風呂もオープンするそうである。尚、混み具合はばんやほど混雑していない。料理は、可もなく不可もなくであるが、揚げ物などは量が多くて、追加注文にはボリュームがあって良いですね。
今回のキャンプは、キャンプ直前にアクシデントがあり、それは当然キャンプ場に着く前に1時間、翌日ガーゼ取り替えに1時間計2時間費やしてしまいました。そして、バンガローサイトにもびっくりしましたが、それはそれで、起きてしまったこととして、かみさんが一言も愚痴を言わずに行動を共にしてくれたことが、決してつらい思い出となるキャンプにならなかった原因だと思います。オーナーとの語らいも楽しさを倍増していただきました。キャンプ場としてのハードより、ソフトの良さ(オーナーの人柄)がこのキャンプ場の売りなのかなぁと思いました。今回は、キャンプの手伝い(設営撤収・料理)にはまだまだですが、横にいるということの安心感に妻に感謝。へへへ