キャンプ日記 
  初めての北海道キャラバン,2009−4
 旅 行 行 程 道の駅余市スペースアップル→積丹→小樽市内観光 小樽IC札樽道=道央道=苫小牧東IC→苫小牧港    
 宿  泊  先 三井商船フェリー内
 天    候 8/7より8/12まで全行程晴天

【6日目 8/11(火)】
 朝、6時過ぎに起きる。昨日は暑くて寝苦しかったので、リアドアを少し開けた状態で防虫ネットを覆っていた。しかし、リアの下段に寝ていた陽平がそれでも蚊が入ってくるという。そこで、陽平と私がダイネット展開したベットに一緒に寝ることにした。暑いときは、もっと対策が必要だと感じる。余市道の駅の第2駐車場は車中泊の人だけのため、とても静かである。脇に芝生もあるせいか、テントが張ってありました。
↑Fさんのランドティビーの側で
並んでいるキャンカーをよく見ると、私と同じマイカブルーのハイエースが奥に止まっており、近くまで寄ると、TOYファクトリーのランドテイビーではありませんか。お互い挨拶をする。岐阜から来たFさんは、昨日小樽に着いて、これから北海道を回る予定のようだ。しばらく談笑して、お互いの無事を祈って分かれました。【マウスオーバー
我が家は、7時に道の駅を出発して、積丹まで行くことにしました。距離は意外と有り、市内を越えて、積丹半島まで1時間弱。途中、山の中を走っているとなにもなかったらどうしょうと途中何度か、引き返そうかと思いましたが、なんとか、島武意海岸の駐車場に到着。駐車場脇の食堂があったので、そこで遅めの朝食を取りました。「ウニは積丹で」という話もありましたが、当初予定していなかったので、子供だけウニの三色丼(小樽市内より安かったと思います。)私は、浜丼(海鮮の具を卵でとじたもの750円)を頼みましたが、期待していなかった分、とてもおいしかったのを覚えています。 【マウスオーバー】
食後は、トンネルを抜けて、海岸に向かいました。ちょっと長めのトンネルを抜けるとそこに現れた眺望には、思わず声が出てしまいました。これぞ眼下に見えるシャコタンブルーです。子供は下に降りてみるというので、かみさんと一緒に降りていきました。私は安全策(上り下りに息が上がって、後が大変になるだろうと心配して)をとって途中まで降りました。 【マウスオーバー】
しばらく磯遊びをしたあとに昇ってくるかみさん曰く「降りるとき、階段に滑ってもろに尻を打って悶絶していた」というではありませんか。慰める言葉もありません。登りに力を使い果たしたので、島武意海岸の遊歩道へは行かず、海岸線を回って、神威岬にも行かずに、海岸線をぐるっと回って、小樽に引き返すことになりました。この先に有名な食堂が並んでいたことには、少し残念でありました。又、11時まで、小樽に着くことを考えていたので、美国町の水中展望船に乗れなかったのも、今思えば残念なことでありました。
予定より早く、小樽に到着すると、当初昨日に車中泊する予定であった小樽色内公園に寄ってみる。「うーむ、ここなら静かで良かったかもしれないなぁ」と満足。? 昨日は寄らなかった小樽運河エリアで昼食を取るために近所のパーキングを車を留め、小樽運河に行く。人力車の客引きがほどよい観光地を思わせるが、今日のような雲1つない天気には大変だろうなぁと同情する。でも、乗らない。【マウスオーバー】
運河廻りを徒歩で一周するが、倉庫がほとんどレストラン街であることを知る。運河沿いを歩くと、自作の工芸品を売る人達で賑わっている。独特な風景ですね。食事の場所は、いくつかチョイスしていたが、かみさんの希望で、小樽運河食堂内の浅草橋ビアホールのバイキングにした。野菜類を食べていないので、補給するんだとのことである。私は、何でも食べられればよい。おなかいっぱい食べたあとは、少し休憩したいが、今日が観光最後の日。かみさんは、まだやり残しがあるようなので、車に戻って、北一ガラス方面にむかう。【マウスオーバー】
かみさんは、LUTAOで、アイスを食べたかったのである。まぁ、恨まれるといけないので、ここはおつきあい。

再度、北一ガラスによってお買い物。その後、流氷凍り館に入り、零下20度を体験する。一瞬の清涼感を感じる。おきまりのオルゴール館にも寄って、やっと小樽から解放されました。【マウスオーバー】
ちょうど、予定の2時になったので、苫小牧に向けて、高速道路にて最後のドライブとなりました。北海道を惜しむように高速道路を走って、目に焼き付けておこうと思うのはせこいでしょうか。【マウスオーバー】
最後に苫小牧のぷらっとみなと市場によって、北海道物産を眺めることにしました。夕方だったので、お店は閉める状態だったのが残念でした。安かったので野菜・魚と持って帰りたいと思ったようですが、さすが北海道からはね。【マウスオーバー】
なぜか、苫小牧港に近づくと、ものすごい濃霧が立ちこめている。この5日間ずっと夜まで、晴天だったのに、私の思いを感じて夕霧が別れを惜しんでいるのでしょうか4時過ぎにターミナルに到着して、早速乗船手続きを済ませる。乗船開始となる5時過ぎまで時間がある。どこの車も車の前は虫の後がすごい。車を水洗いをして、きれいにして北海道を離れることにした。【マウスオーバー】
帰りは、3人のため、すぐに布団を敷く。
出航する前の夕食を済ませたら、船が離れるところが見たいというので、甲板にのぼり、北海道との別れを実感する。【マウスオーバー】
【7日目 8/12(水)】翌朝も大洗着まで、台風の進路から外れたおかげて、波一つ無い船旅にびっくりする位でした。
 大洗までは、昨日までの疲れが出たのか、ゆったりとし、行きとの違いを実感しましたね。【マウスオーバー】
2年前にキャンカーを購入したときから、決めていた北海道キャラバンが何とか無事に敢行することができました。準備するときの楽しさ、フェリーを予約できたときのうれしさ、初めて北海道の地を私の車で走ったときの感慨等思いはいろいろありましたが、回りきれない北海道への未練も深くなりましたのも事実です。次回はもう少し、余裕を持ってキャラバンできたらなぁとの期待と、家族にいい思い出ができたことをうれしく思いながら、1ヶ月以上もかかった旅行記を終えたいと思います。
                                   〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕