バンコン購入記

  キャンピングカー購入への道 
【第1章】
キャンピングカーを知る 
 オートキャンプをはじめて、すぐにキャンプ場にてキャンピングカーなるものを知る。キャンプのMLで知り合った仲間とのオフ会で、キャンピングカーで参加するメンバーがおり、自然とその車内・仕様勝手がわかり、あこがれが生まれる。
 しかし、キャンプを始めた当初はまだキャンプそのものに関心があり、オートキャンプのグッズ集めに興味が先行し、グッズ購入も2巡目くらいに入って落ち着いてきた。 
その後、毎年行われるキャンピングカーショウには、かみさん子供連れで行くようになる。子供は喜んで、キャンピングカーに乗りたがる。これを数年続いた。(かみさん認知作戦)
【第2章】
オートキャンパーへの疑問
  オートキャンプはそんなものだと思っていたが、最近になって、自分のキャンプスタイルに疑問を持つようになる。キャンプ場において、何故か落ち着けないのである。特に撤収時の体力のなさに何ともいえない疲労が残る。料理に全力を注ぐと、キャンプ場でゆっくりと子供と遊べない自分に気がついた。のんびりできない自分はなんなんだろう。そこでついたあだ名が「クィックキャンパー」である。これはオートキャンプの問題ではなく、私自身の姿勢の問題であった。キャンピングカーはまだまだあこがれであった。
【第3章】
キャンピングカーへの道 
 これを打開するために、私は子供と遊ぶためにとキャンピングカー購入を決意したのは昨年(平成18年)だ。極端に言えば、子供がお父さんと遊んでくれる小学校6年までの期間はあと三年しかない。
そこで、キャンピングカー選びと、予算ゼロからの貯金を始める。決めると、見せかけでも、お金が少しずつ貯まってくる。(積立金の満期金、返済金の横流し、助成金の着服等ハハハ)なんとか目標の4割を達成。まぁ、後はローンだ。
【第4章】
キャンピングカーの選択1
 キャンピングカーは、居住性のキャブコンと走行性のバンコンで選択を迷ったが、運転が苦手な私は車幅の大きなキャブコンには抵抗がある。でもその居住性は捨てがたい。結論はかみさんも運転するのでバンコンを探し出す。最初は中古車購入を思い、中古バンコンを探すが、バンコンの中古は足が早い。最終的にバンコンの新車に関心がいく。
 この頃、ハイエースのワイド、スーパーロング(SL)が出始め、これをベースにしたバンコンが出始める。このお陰で、従来の寝るだけのバンコンから、用途が拡大されてきたのである。これがバンコンに決める大きな決め手であった。
【第5章】
キャンピングカーの選択2
関心があったのは、
 @広島 プレシャス
 AWYPミステックの WP,J(ウィンピアジュニア)
 BセキソーボディのAPEXアウトサイド
 Cトイファクトリ−のGT
 DAtoZのアメリアタイプV
2007年になって、車内高175pのハイルーフが数社出てきたが、基本コンセプトが満足できなかった。

 〔選択の基準〕
  (1)余裕の常設2段ベットがあること(平面式常設ベットより有効利用できる)
  (2)フリールームがあること(トイレルームとして利用できること)
  (3)電子レンジを配置するスペースがあること
  (4)全体としてコンセプトが私と合っていること
  以上である。個々の細かいところの善し悪しはその次であると思った。
最後の願いは、車高が175p位あることが望ましい。(ほとんどのハイエースは163p位である)
  以上の条件を満たす車として、2006年、10月時点でトイファクトリーのGT)とAtoZのアメリアタイプVに絞られた。細かいことはともかく、2007年2月のキャンピングカーショウには、決めるつもりでいた。
その前の1月の時点で、じっくりと観たり、話を聞いたりする必要があったので、それぞれのショップに訪問して見た。

最終的に基本設計で私の希望にあったトイファクトリーのGTに決め、キャンピング&RVショウ2007の会場にて、契約をした。
ずいぶん前に、このショウの場で契約をする人はどんな人だろうと思っていたが、私のようにじっくり検討して契約をあえてこの場にしていたんだなぁとその時の気持ちを振り返った。【トイの横浜店訪問時】
【第6章】
キャンピングカーの装備品
GTは、トヨタハイエーススーパーロングに特装車としての標準装備の他に、自動走行充電式バッテリー・外部電源100V・カセットコンロ・脱着式テーブル・遮光性カーテン・コンバーターシステム・13g給排水タンク・40g冷蔵庫(WAECO製)・天井ライト蛍光灯等がついている。
しかし、この後のオプションが各人のこだわりとなる。
オプションはどこまで必要かは、初めてのキャンピングカー購入のため、自分のキャンプスタイルが、オートキャンプとは違い予見できないのでとまどいながら、決めていった。担当の柳瀬さんが「後から少しずつ追加すればよいですよ」とのアドバイスも効いている。