「写真を撮る」ということに何の違和感もない。
(カメラというと、よくオタクとかクラ〜いイメージをもたれがちであるが・・・)
それどころか、日常、ふと自分の好きな光線を感じると、
ついここでワンショット撮りたくなることもしばしばある。
きっと、写真という手段で自分を表現することが、体にしみついているのであろう。
(ちなみに、撮らないときは全く撮らない。カメラもいつも持ち歩かない。)

それは、何かあれば常に写真で記録していた父の遺伝としか思えない。
若い頃の父は、なかなか遊び上手な人であった。
スキー、スケート、ダンス、キャンプや素潜り、釣りといったアウトドアなどなど、
その様子がすべて写真で残されているのだが、
驚くことに、自分一人の姿が結構ある。
今で言うとプリクラのノリで、自分がポーズを決めたモノクロ画像があるのだ。
(ご覧になりたい方はココをどうぞ。)



きっとこんな感じで撮っていたんでしょうね・・・



父は暗室で、自分で現像から焼き付けまでやったらしく、
実家の押入にはたくさんのネガと手製プリントが眠っている。
それをライトボックスで見ると、初めて見る昔の記録が目に入ってきた。
昔の両親や親戚の姿、古き日本のあちこちの風景・・・。
決して今では生まれることがない、過去の画像たちである。



これらは父の財産である。
私は膨大なネガを、少しづつ覗いていこうと思っている。
見れば見るほど、何とも言えない気分になってくる画像たち。
とっても良いものを残してくれた。
写真を撮ることを教えてくれたことと並んで、父から私への贈り物。
父に対する感謝と尊敬の気持ちは言い尽くせない。

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父からの財産