思い出したこと、いろいろ


青春の光と影     ギルバート・オサリバン     父の作ったもの

青春の光と影

今,JTのコマーシャルで『青春の光と影』の主題歌が流れている。昔学生の頃、A君と一緒に観たなあ。彼女が、自分の旅を理解できず、自分のいない間に海で自殺して・・・・。主人公がその後、公園で鉄棒に足を掛けて逆さまになっている時に、カップルの姿を見てずるずると降り、鉄棒の支柱だったか、木の根元だったか、寄りかかったまま泣いてしまう・・・そのシーンが印象に残っている。男の子?がしみじみと泣くということがどうもピンと来ていなかった自分を覚えている。コマーシャルで歌っている歌手とは違っているしテンポも違うけど、この歌が流れてくるとその当時の事を思いだす。A君とは付き合っていたわけではないけど、映画『日本の一番長い日』も一緒に観た。首が飛んだのにビックリしたことを思いだす。(2004/03/19)

ギルバート・オサリバン TVドラマの中で、ギルバート・オサリバンの『アローンアゲイン』が流れた。昔、仕事しながらラジオでこの曲をよく聴いた。初め、『ギルバート・オ・サリバン』だと思ってた。ギルバートと、サリバンの二人が歌ってるんだと。レコードジャケットにはニッカボッカを穿いて、なんて言ったか帽子をかぶって、当時としてもレトロなファッションの写真が載ってた。(2004/05/21)
父の作ったもの 昔の人は自分でモノを作る事が、今より多いと思うが、あることがきっかけで私の父が色々な電気製品を作っていたのを思い出した。私が物心ついた頃、父の作った扇風機、洗濯機を家では使っていた。まだそんなものが無い家も多かったのを後に知った。洗濯機は洗った後、本体に取り付けたゴムローラ−で 洗濯物をギューギュー絞るタイプ。時々ブラウスのボタンが変に挟まれて割れる事もあった。扇風機は今思うと危ないが、プロペラが剥き出しで叔母がこの扇風機の前に顔を向けて、『お兄さん、これ涼しいねえ』と言っていたのを思いだす。後ろの熱風逃がしには、料理用の穴あきお玉が使われていた。夏に大活躍したのは 他に『モーターいかだ』とでも言うようなものがあった。父の会社の若い人達と一緒に何台かの車で よくキャンプや海水浴に出かけたが、1mか1.5m四方くらいの平らな板にコの字のパイプをつけて立って握れば 海の上にそのまま立っているようだった。車のエンジンを使って改良したエンジンと、舵が後ろについていた。砂浜に置いてあると珍しそうに見ていく人や、中には若い男の人などが、どうやって作ったのか、父と詳しい話をした後『ちょっと乗らせてもらえませんか?』と言って、海に乗り出していくのを見ては、子供心に、『あのまま、あの人が乗って逃げていったらどうしよう』と非常に心配だった事を憶えている。