パッチワークでよく使っている道具たち


指貫・・・・・・革製が私は一番使いやすいけど少し古くなると、やるんだなあ、ブスッと指の腹に針の頭が刺さる・・・!!『チクッ』じゃなくて『ズキッ』とくる。これはその部分に金属がはめてあるので『ズキッ』の回数が格段に減った。
マグネットピンクッション・・・・・普通のピンクッションも捨てがたいけど、これは作業にとても便利な一品。丁寧にピンを刺さなくても軽く放り投げても、ちゃんとキャッチしてくれるすぐれもの。床に落ちたピンを、本体を持って近づければ勝手に引っ付いてくれる。山ほどピンを使うから、なくてはならない。
メジャー・・・・・短大の卒業時に デザイン部でお別れ会をした時に 確か300円だったか100円だったか、プレゼント交換をして私に回ってきたもの。今時良くあるどこか押すとキュルキュルとメジャー部分が仕舞われるタイプではなく、小さなリングを指でくりくり回すとメジャー部分がくりくり・・・・と仕舞われていく。メーカーの名前も何にもなくて、何の飾りもなく、一時こんなのもう捨てようかな・・・と思った事もある。35年以上も私のところにいるんだから・・・と今は大切に扱っていて愛着がある。シンプルゆえ、かな?
糸立て・・・・・横になっていても糸立てというのかな?子供の工作教室、というのが近くの材木港で催された事があって、その時に貰ってきた針葉樹の端材で作ったもの。なぜか、ハート型の側面の板をただ接着するのでなく、いかにもっぽく作りたいと思って、台の方を彫刻刀で(!この頃は鑿なんて触った事もなかったし)少しだけ欠き取り、その溝にハート型板を接着剤をつけて押し込んだ。あの頃の夢中な制作をちょっと懐かしいなと思う。棒の片側にズレないように被せた材にも彫刻刀で穴をあけたことを思うと、知らないって可愛いなあ、怖いなあ・・・・