まよなかのだいどころ
モーリス・センダックさく
 じんぐうてるおやく
冨山房
おはなし
真夜中、マイケルが寝ようとすると、だいどころで物音がします。マイケルは、まよなかのだいどころに落ちていくと、そこでは、ケーキ屋さんが朝のケーキを作っていました。

真夜中の台所、なんだけど、まったくの異空間で、建物はあわたてきやジャムのびんや、その他、台所にあるいろんなもので出来ています。
よくよく見ると「あらいとひょうはくがいちどにできる」だとか、「安全イースト のぼりそうにふくらむ」だとか、「調理ずみ そのままめしあがれ」だとか、細かいところにいろんな商品の説明が書いてあってそれを発見するのも面白い。娘がもっと字を読めるようになったら、ストーリーの外のそういったものを見つけ、また違ったたのしみ方をするのかも。
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★★★★★
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