治療にあたっての留意点
 ひとり々の『証』をその日、その時の患者さんの状態を診ながら治療をさせて
頂いておりますが、やはり患者さん側と、こちら側双方の連系プレーを
うまく運ばなければなりません。
 例えば、治療して胃の痛みが治ったから・・・と又暴飲暴食をする。
体調が良くなったから・・・と又ついつい無理をする。
生活習慣病から来ている疾病なのに治療をすれば治るから・・・と軽視する。
・・・それでは治療期間も長引き、不快な症状を繰り返すことになります。
私は出来るだけ早く、その苦痛を取り拭い、又出来るだけ
患者さんの金銭的・時間的負担を少なく済むように・・・と
一回々の治療に全力で向かっています。
その効果をしっかりと感じていただくためには、やはり患者さん側の自覚
認識なくしては完全ではありません。
どうか共に治そうとする努力、協力をして下さい。
共に足並みを揃えて下さい。
不明、不安なことは何でも相談して下さい。
患者さんひとり々の訴えに、そして針治療というものに常に私は真摯に
向き合いたいと思っています。
そして『先生おかげさまで・・・』という患者さんから頂く言葉が
私によって何よりの報酬だと思っています。
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