モノの重さを量る練習を、
アナログとデジタルの量りを使って学習しています。
※「将来の就職を考えたときに、
モノの重さを図ることが出来た方がよい」と
お世話になっている心理療法士のなべなべ先生から
アドバイスを頂いたため、取り組んでいます。
これは、アナログとデジタルの量りを両方出来るように
という目的のためですが、アナログの方は難しいようです。
先日、さおり先生から以下のようなコメントを頂きました。
「アナログを使うには目盛の数値の間がいくつ分に分かれているか
を考えなければならず、割り算の勉強が必要。
(例)
答えが270gの時、250gから4目盛のところに針があったので
答えを254gとしていました。
この場合250gと300gの間に目盛が10あったので、
50÷10=5g/1目盛 と計算できなければならない。
アナログは、量りの最重量や量りの種類によって目盛も変わる。
様々な目盛の量りの場合を練習をすることは難しいため
重さが不明な物を量る場合はデジタルの方が向いているのではないか。
一方、アナログは目盛があるため、
決まった重さを量るのには向いている。
たとえば小麦粉200gを量る場合、200の目盛まで量ればよく、
量っている重さが今どのくらいで、
あとどのくらい必要なのかが目で見てわかる。
以上のことから、不明な重さを量る場合にはデジタルの量りを
必要な重さを量る場合にはアナログの量りを使っていきたいと思う。」
Aモノの重さ
バスに乗る練習をしています。
その際、以下の手順でシミュレーションしています。
@整理券をとる
Aボタンをおす
B整理券の番号の金額をよういする
C療育手帳を見せる
Dお金をはらう
「Cで療育手帳を見せる」とありますが、
療育手帳を見せると、料金が半額になります。
この半額の計算が曲者です。
例えば、本来の料金が150円だった場合、
半額にすると75円ですが、1の位は切り上げになるため
80円払うことになります。
半額にすることは、電卓を携帯すれば可能ですが、
じゅんちゃんには、この「切り上げ」が難しいようです。
Bバスの乗り方
ABは、実際にやってみて初めて分かったことです。
じゅんちゃんの実力をある程度知った上で、
「こうすれば出来る」と思って取り組んだことですが、
実際にやってみないと分からないことってありますね。
今回の事は、今後も色々と検討していくつもりです。