●絵カード
絵カードとは?
様々な研究結果から、自閉症の子供たちは、耳で聞くよりも、目で見た方が良く理解出来る事が分かっています。
自閉症者に何か指示するとき、言葉ではなく、実物や絵や写真で指示してあげた方が伝わり易くなります。このときに使う絵や写真のことを「絵カード」と言います。
一言で絵カードと言っても、各々のお子さんに合った絵カードを提示しなければ、伝えたいことが上手く伝わらなかったりして、効果が十分発揮できない場合もあります。
「絵カード」は、「現物」「写真」「イラスト」「イラスト・線画+文字」「線画」「シンボル」「文字」など様々な形態があり、今のお子さんの状態をよく見極めてどの形態にするかを決定する必要があります。
これは出来る事なら専門家の先生からアドバイスを受けながら、よく話し合って進めていただきたい事です。
例えば、「歯磨き」の絵カードでも下のように、
@「歯ブラシとコップ」での提示
A「実際に歯を磨いている絵やイラスト」での提示
ができます。
じゅんちゃんは、@のイラストでは理解できませんでしたが、Aのイラストでは理解できました。
もちろん@で理解できるお子さんもいらっしゃるでしょうし、@でもAでもない提示の仕方で
理解できるお子さんもいらっしゃるでしょう。
そのお子さんに合った提示の仕方をすることが重要です。
@
写真
イラスト
シンボル
はみがき
絵カードに利用できるイラストのソフトをご紹介します。
我が家では大変役立っております。
様々なソフトが紹介されていますのでご覧ください。