2013年「只見線」撮影フォトをご紹介いたします

会津只見線
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「SL只見線紅葉号」(試運転)

今年の秋も只見線に蒸気機関車が「SL只見線紅葉号」として帰って来ました。本運転は11月2日、3日の2日間です。2年前の7月の新潟、福島豪雨の自然災害の影響で、開通している会津川口まで区間です。管理人は、本運転に合わせて仕事が入ってしまい、残念ながら出撃できないため、平日に何とか休みをとって10月30日一日のみの試運転に行って来ました。当日は、晴れ、曇り、雷雨と目まぐるしく変わる天候にほんろうされましたが、初秋を迎えた只見線の撮影を楽しむことができました。 



2013年10月30日








会津水沼〜会津川口  Canon EOS 5DMarkU / レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
◇第四只見川橋梁を見下ろせるポイントから試運転のSL只見線紅葉号を俯瞰撮影しました。

紅葉の斜面と只見川をワイドにフレーミングしてみました。
通過直前は曇っていたのですが、雲の切れ目から日が差してきましたが・・・
一部SLと右端に雲の影が抜け切れずに残ってしまいます。







会津水沼〜会津川口  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
◇木立の間から垣間見えるSLから白い蒸気をシューシューと出す姿が見えます。
煙をあきらめた瞬間に、橋梁手前からモクモクと煙を出し始めてくれます。







会津水沼〜会津川口  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
◇カメラを振って、ピンを合わせ、わずかなすき間の橋梁跳び出しを狙います。
このカットで何とかきれいに煙が棚引き、雲の影も抜けてくれます。

この俯瞰ポイントでは私ひとりでの撮影で、紅葉の絶景独り占めでした。







会津川口駅発車  Canon EOS 5DMarkU / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇折り返し駅「会津川口駅」に到着した試運転SL只見線紅葉号はSLをターンテーブルで向きを変えます。

嫌な雷雲が上空を蔽い始めた頃に12時33分発の普通列車キハ40形が雨降る中を発車していきます。
この後は間もなく風も吹き始め土砂降りとなってしまいます。







会津川口駅発車  Canon EOS 5DMarkU / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇発車の十分前ぐらいでしょうか、雨脚が弱くなり、あの激しい雨が小降りになってくれます。
只見川沿いに広がる金山町の中心地「会津川口駅」をSLは爆煙、ドレーンを切って発車します。













会津川口駅発車  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇只見川に沿って発車した試運転SL只見線紅葉号は只見川に沿って煙を吐きながら走って来ます。
川の流れが穏やかな日は、川面に水鏡となってSLや周囲の山々を映した風景になりますが、
水量の減った今の只見川には望めないようです。







会津桧原〜会津西方  Canon EOS 5DMarkU / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇第一只見川橋梁を望めるお手軽俯瞰ポイントから紅葉の風景を絡めて撮影します。
試運転SL只見線紅葉号は小雨の降るなかを、白煙を吐いての登場です。







会津坂本〜塔寺  Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇会津柳津駅から発車の汽笛が彼方に聞こえます。
しばらくするとドラフト音が聞こえ始め、爆煙の試運転SL只見線紅葉号が現れ築堤を走り抜けます。







会津坂本〜塔寺  Canon EOS 5DMarkU / レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
◇築堤を結構なスピードで走り抜けるSLの後方に煙がきれいに棚引きます。
黄昏時の雨に濡れたススキが晩秋の雰囲気をかもし出しています。

多くの撮影者が結集した築堤ポイントです。
平日にこんなに多くの撮影者がいたとはあらためて只見線の人気に驚きでした。





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