夜。

静かに動き出す。

音も立てずにドアを開ける。

兎に角静かに。

目的地はまだ遠い。

何事も無く無事に辿り着けるか。

前方から人の気配が。

夜間の見回りか。
だがそれも計算済み。

素早く横の部屋に隠れる。
この家はやたらとデカくて使っていない部屋がゴマンとある。

コツコツと靴音が通り過ぎていく。

完全に消えたことを確認し、再び外に出る。

ここまでで約半分か。

急く気持ちを落ち着かせ進む。

程なくして件の場所に辿り着く。

暗がりの中でもここが誰の部屋かは分かる。

ドアノブに手をかけるなんて野暮なことはしない。
一息にナイフを走らせ鍵を殺す。

中は当然暗闇だ。

一歩歩くごとに埃が舞い、黴た臭いが充満する。

もう何度かこの部屋には忍び込んだがそれでもこの臭いは好きにはなれない。

そんな中ある一点に向かう。
部屋の奥にある机。
その中段の引き出し。
今日はここから取り掛かろう。

ここの鍵も同じく殺す。

多少歪んでガタが来ているが音も無く稼動する。

即座に中身を確認する。
雑多な書類が多い。
中にはこの国を根元からひっくり返せるものもあるがそんなものには興味は無い。

全てが終わって、暇になったら表に出してもいいが。
今はそんな事どうでもいい。

今の俺の行動理念は全てある一人の女性の為。

気の遠くなる様な昔から連綿と受け継がれて来た忌まわしき血によって
人ならざる者になってしまったあの人を元に戻すこと。

それが俺の生きる目的。


遠野秋葉は遠野の血によって完全に反転してしまい、今は人形と化している。
只生を貪り、生き血をすする。
生きながらにして死んでいる吸血人形。

そして俺の妹。

この世に二人と居ない無い俺の、妹。

カチリ。時計の無機質な機械音が響く。
壁に架かっている時計が夜明けをさした。

チッ。
小さく舌打ちをする。

今夜の作業はここで終了だ。
目当ての物は中々見付からない。

もう消されているか余程奥底に隠されているか。

あの人物に問うのが一番の近道かも知れないがリスクが高すぎる。



さあ、早く戻って寝なくては。
翡翠が来る前に。


朝。

いつも通りの三人の会話。

三人が三人とも仮面を被って生活している。

俺も、翡翠も、琥珀さんも。

それを止めたいが為、それを捨てたいが為。
俺は毎夜足掻く。

ふらつく体で学校へ行き、着くと同時に図書室に向かう。

歴史に封印されていた遠野の歴史。
この地域の歴史をひたすら読み解く。

更に軋間、久我峰、刀崎等、遠野に関係するもの全てを探し出す。
もうかなりの時間を経過したが収穫はゼロ。

いい加減、体がキツイ。
毎日の秋葉の吸血行為。
毎夜の作業。

だが、何かしていないと悲しみや、怒りで発狂してしまいそうで。
だから無理を覚悟で行動する。

結局今日も何も得られず、疲労だけが倍増した。

夕方。

家路に着こうとして、思い立つ。

そう言えば先輩には何も聞いてない。
当然先輩は秋葉達を狩る側の人間。
反転した秋葉を見逃してもらっていると言う負目もあるが。
しかし、狩る側だからこそ何か知ってないか。

今まで、意図的にこの事に触れずにいたが、手段は選んでいられない。
一度聞いてみよう。

慌てて引き返す。
学校にトンボ帰りし、茶道部に転がり込む。

力一杯ドアを開く。

中の人物は当然面食らった顔をしている。
がすぐにいつもの笑顔になる。

慌てていた俺が馬鹿に見える。

「何の用ですか?」
「・・・・絶対に怒らないで下さい」
「秋葉さんの事ですよね」
相手の方から核心を突いてきた。

「・・・・・ハイ。何か治す方法は無いんですか。どんな些細な事でもいいんです」

先輩の顔が険しくなる。鋭い目で俺を睨み付ける。

が、俺も睨み返す。
「私がそれについて素直に答えると思っていますか」
「知っているのなら教えてください」

もし。

「お望みなら力ずくでも聞き出しますよ」
メガネを外し、ナイフを構える。

すでに臨戦態勢の俺に対し
埋葬機関の第七位は素手だが黒鍵は必ず隠している。

「やる気ですか」
「答え如何」

完全に一触即発。

「前にも言いましたが、完全に鬼種、反転してしまったら無理なんです」
「それを知ってて聞いているんです。何か、何か無いんですか。
本当に何でもいいんです」
「永遠に血を吸わせ続けるか、殺すか。反転した人間を元に戻す方法は無いんです。
私の知っている知識にもありません」

死刑宣告。そうとしか取れなかった。
それじゃあ、ずっと秋葉はあのまま。

俺が死ぬか、秋葉が死ぬか。どちらかしかないのか。

「今まで持ち応えた事自体、奇跡です」

去り際に呟いた、その一言が全てを物語っていた。
先輩の言葉が胸に突き刺さる。

帰り道。

意識が何度も切れかける。
俺の体も限界に近いらしい。

メガネを外して体を見る。

俺の体には前以上に死の線が増えている。
左胸から放射線状に伸びる嫌悪すべき黒き線。

重い体を引きずり、自室に戻る。

酷使した体をベッドに投げ、一回思考を停止させる。
すぐに睡魔が襲って来る。

無理に抗う事無くそれに飲まれていこう。


そして






又、静かに動き出す。

目的地はまだ遠い。

これだけ疲労していると言うのに夜になるとこうも動けてしまう。
それに苦笑しつつ隠密行動を続行する。

目的地は遠野槙久、親父の部屋。

秋葉の前に反転し、死んで行った俺達の父。

件の机に着き、今度は下段の引き出しを引っ張り出す。
中の書類を覗き込んだ途端。


一瞬にして目の前が真っ白に変わる。


クッ。
昨日とは違う舌打ち。

誰かが部屋の電気をつけた。
誰がこんな事をするかなんて分かり切っている。
分かり切っているがどうしても聞いてしまう。

明かりをつけた人物に誰何する。


「志貴さん。どうして私の思い通りに動いてくれないんですか。
どうしていつも邪魔ばかりするんです」

スイッチの所に居る人物が答える。

「どうしてもさ。どうしても秋葉を助けたいから」
「もう、無理なんですよ。シキ様も、槙久様も反転して戻りませんでした。
秋葉様も、無理なんです」

「知ってて」
「知ってて、俺の今までの行動も黙認してたんだろ。
それは一縷の望みがあったからじゃないのか」

「笑わせないで下さい。私がそんなに甘いと思いますか?」

琥珀さんの瞳が暗く濁る。

人形に戻るきっかけ。

「何で黙認してたと思います?自らの手を汚さずに遠野の血が絶えるんですよ。
私が何もしなくても、私をこんなに苦しめていた、血が消えるんです」
きゃはは。狂った様な甲高い笑い声が響く。

「志貴さんももう長くないんです。
志貴さんが居なくなれば何も出来ない秋葉様なんて、どうにでもなります」




「なら」
ポツリと呟く。

「なら何で泣いているんです」
「アハハ。人形はいつでも何でも出来るんです。泣く事も笑う事も、狂う事も」
「もう、もう止めなよ、琥珀さん」
見ていられず、俯いて。

「無理をしすぎた強がりは見ていて辛いです。もう人形じゃ、ないんですよ」
顔を上げた俺に琥珀さんは手に持っていた物を突き付ける。

「何を言ってるんです。人形には心は無いんです。
だから、辛いとか強がりとかなんて感情はありません」

気が変わりました、と。
すう。一歩前に出る。


「志貴さん。死んでください」
手に持っていた包丁で切り付ける。

慌てず、こちらもナイフでその包丁の死の線をなぞる。
いくら琥珀さんでも戦闘のプロである俺には勝てませんよ。


「何で。何で、いつも志貴さんは」
死んだ包丁をブランとたらし、琥珀さんが話す。


「何で志貴さんはそんなに真剣になれるんですか。もう無理だって分かっていて
それでも諦めないなんて。おかしいです」
「自分でもそう思うよ。でも、だからって、諦めたら完全にお仕舞いじゃないか。
可能性はゼロじゃないんだ。だったら、ゼロになるまでやらないと」

琥珀さんはボウとした顔で俺を見ている。
その目に映っているのは本当に俺なんだろうか。



「自分でも、止めて貰いたかったんだろ。だから黙認し、今まで泳がせていた。
違うかい。方法が無くても、何かある筈だって」
「無いものは無いんです。只の徒労でしかないんです」



静寂が暫くこの場を支配する。


最初にこの静寂を破ったのは琥珀さんだった。



「方法は無くも無いんです」
感情の篭っていない声がする。
人形の様に突っ立て居る琥珀さん。

「遠野の反転する者は「意識」によって反転しているんです。
意識が反転し、その結果血も変化しそれで紅赤朱になるのです」
「ですからその「意識」を志貴さんの「眼」で「殺せ」ば
もしかしたら可能性があるかも」



「意識」か。モノなら何とか「視」えるだろうが。
意識なんて概念、しかも他人の概念なんて「視」えるのか。

でも、確かにそれなら可能性はあるか。

「ですが」

「それも、今のままだと不可能です」
余りに志貴さんの体調が悪化しているから。
「ですが、感応者である私だけでも無理です」
「ならどうすれば、いいんですか」

落ち着いて下さい。
気持ちは分かりますが、焦らないで下さい。
「志貴さんも分かっていると思いますが
これは他人のしかも最も分かりにくい「概念」です」

だからって、方法が分かっても出来ないんじゃあ、意味が無い。

「そこで、ここは翡翠ちゃんにも手伝ってもらいます」
感応者二人がかりでサポートすれば何とかなると。

「志貴さんは翡翠ちゃんと「契約」しています。更に私と契約しないといけません」
そう言うと琥珀さんはにこっと笑う。
少し、悲しい笑い顔。
でも、人形でない心からの笑顔。

「少しの間、目を瞑って下さい」
疑う事無く瞑る。

瞑った瞬間、唇に仄かに暖かい感触。
驚いて眼を開ける。

その感触はすぐに消える。
「あくまで、仮の契約です。でもこれで志貴さんをサポートできます」

はにかんだ表情で微笑む。

「琥珀さん。辛い時は泣いていいんだよ」
余程、辛い笑顔だったのでしょうか。
志貴さんが優しく声をかけてくる。


「・・・・・ええ。じゃあ」
トコトコと志貴さんの元に歩いていく。
ぽふ。
志貴さんの胸の中に飛び込む。

そこで私は泣きました。
大声で恥も何もかなぐり捨てて。

「自分でも、もう分かっていたんだよね
誰かに止めて欲しかったんだよね」

私の頭をなでながら、志貴さんが語りかけてきます。

「さあ、もうこれで人形は止めて、ね?」
しゃくり上げながらこくこくとうなずく。




それじゃあ翡翠ちゃんに説明してきます。と
私は翡翠ちゃんの元へ向かう。



三人で、秋葉様の元に向かう。
離れに居る秋葉様。

何もせずに布団に寝ている紅の鬼。

空ろな眼が虚空を見ている。

ゆっくりと秋葉の上に馬乗りになる。
それでも、何も反応が無い。

無性に涙が止らない。涙で秋葉がかすむ。

秋葉。何で、こんな事に。
「もし私が人で無くなってしまったら、兄さんは私を殺してくれますか?」
その言葉が胸を締め付ける。

「じゃあ、始めるよ」

じっと秋葉の体を凝視する。
途端に辺り一面に黒い線が浮かび上がる。

秋葉の体にも浮かび上がる。
だが、まだ出て来ない。
ズキズキと頭が締め付けられる。

耐え難い痛みだが二人のお陰で多少は持つ。

次第に秋葉のみに照準が絞られる。

左胸の黒い点。

違う。

意識と言っていた。
なら。

頭がショートする。

こめかみが痛い。

多分もう何本か切れているかも。
集中しろ。
反転させているその一点に。

まだ見えない。

頭が。

痛い。

限界か。

その時、陽炎の様に一瞬、黒い点が見えた。
ゆらゆらと見えては、消えていく。

こいつか。

チョコマカと動きやがって。

更に凝視する。

頭の中で、火花がはじける音が多くなっていく。

揺らめきが少なくなる。

ここだ。

迷い無くその一点にナイフを落とす。
やったか。



が、それを確認する事無く志貴さんは気を失ってしまいました。









「お目覚めですか。志貴さん」

眼を開けた志貴さんに問う。
「ああ。まだ起きないで下さい」
むくりと起き上がった志貴さんをベッドに引き戻す。

「どうですか。何処かおかしい所はないですか」

「ここは?」
ボウとした声で私に問うて来ます。

「はい。病院のベッドですよ。それで、体は何とも無いですか」
大丈夫でしょうか。

「ああ。何とも無い。問題ないよ」
「そうですか。よかったですね」

窓を開けて、新鮮な空気を送る。
「琥珀さん。秋葉は?」

当然の問いかけです。

「秋葉様は」
「秋葉は?」








「琥珀、入るわよ」
かちゃ、とドアが開く。
「姉さん、入りますよ」



「兄さん。気が付いたんですね」

秋葉様の顔が見る見るうちに泣き顔に。

「秋葉、無事だったんだな」
「はい。お陰様で」

よかった。
ふうと溜息と付いてベッドに沈む。

「翡翠に琥珀さん。本当に有難う。二人が居なかったら俺も秋葉も駄目だったと思う」

「いいんですよ。別に」
「志貴様が無事でしたら」

「それで、何時頃退院できそうなの」
「ええとですね。一両日中には」

分かったわ。秋葉様がうなずきます。
それから、暫く振りの兄妹の会話。

夕刻になり、秋葉様が翡翠ちゃんと一緒に帰ります。
先に戻って用意しておきます。
何て言いながら。

「何の用意ですか。一体」
「あはは。何のって志貴さんの回復祝いのパーティーですよ」

まったく。何て又溜息。

でも本当によかった。
何事も無かったようです。

後遺症が出ると心配していたんですが。

「琥珀さん」
不意に志貴さんが私を呼びます。

「何でしょうか」
「あの後どうなったの?」
これも当然の質問。

「あの後。志貴さんは気を失ってしまい、私達はすぐにお二人を手当てしました」
「志貴さんはちょっと見た感じ、昏睡状態でしたし。
秋葉様はそのままでしたしね」

「志貴さんを病院に連れて行った後、秋葉様に変化がありまして。
秋葉様の眼に生気が戻りまして、髪が黒くなり前の秋葉様に完全に戻りました」

「秋葉様に今までの状況をお話したって所ですね」

ふうん。志貴さんは静かに聴いてます。

「俺が気を失ってから何日ですか」
「二週間ですかね」

そんなに、と驚いています。

当たり前です。これでも私達がいたからこれで済んだんですよ。
本来なら両目失明か、廃人ですよ。




「琥珀さん。本当に有難う
正直上手くいくとは思わなかった。本当二人のお陰だよ」

何てこと言うんですかね。
そんなこと言っていいんですか。秋葉様に聞かれたら只じゃ済みませんよお。
「それで琥珀さん。俺はどうなんですか」

「見た目は問題ないですね。ですが、多分神経が何本か切れているとは思います
実感ありますよね。おそらく、実生活には問題ないとは思いますが」
「でも、琥珀さんが問題ないって言うなら大丈夫でしょう」
あらあ、いいんですか。私なんて信じて。

「琥珀さん」
今日何回目かの呼びかけ。

「人形は止めたんだろう。なら、素直に喜んだらどう。
秋葉達もいないし、誰に気後れしなくても」

開け放たれた窓から、風が入ってくる。

窓から空を見ている私。

そんな私を見ている志貴さん。

もう空は宵闇。
微かに星も見える。

「人形は止めましたけど。これでも喜んでいるんですよ、私」
「そう?そんな風には見えないけど」

こういう所だけ鋭いんですね、志貴さん。

流石天然女殺し。
こう言うソツの無い所が曲者なんですね。

「肩が震えていますよ。自分を押し殺さなくていいんじゃない」
大きなお世話です。
いいじゃないですか、ちょっと寒くって震えているんです。

不意に後ろから抱き付かれました。

志貴さん、おとなしく寝てないと。

「琥珀さん。泣きたい時は泣かないと。ここでは我慢することなんて無いんだし」

そんなこと囁かないで下さい。

気持ちが折れてしまいそうです。

「人形は泣かないかも知れない。けど人はこんな時は無くもんだよ」

うう。それ以上言わないで下さい。
一生懸命抑えているんですから。

少し力が込められる。
ぎゅっと私を抱く。

志貴さんの馬鹿。

涙が私の意志とは無関係に落ちて行きます。
もう駄目。
志貴さんが悪いんですよ。


責任とって下さいね。

ぐすぐすとしゃくり上げる。

志貴さんが私を振り向かせて頭を抱えます。
顔が胸に。
当たります。

「泣いて、いいよ」

私、ここまで感情が揺れたこと無いのに。

流石に、ワンワン声を上げることは無かったですが。

「本当によかったです。秋葉様、無事で」
「本当に本当に、本当によかったです。志貴さん、本当に」

「俺もよかったよ。秋葉も無事だし。琥珀さんもやっと笑顔になってくれたし」

「私、これからもこんなに泣き虫なんでしょうか」
「いいんじゃないの。泣き虫だって琥珀さんは琥珀さんだよ」
何でこの人はこんなに優しいのでしょうか。


「俺は泣き虫の琥珀さんも好きだよ」
ここでそんな殺し文句を言わないで。

ああそうだ。何て言って、志貴さんはポケットから何か出します。

出て来たのは小さい白いもの。
ハンカチ?

「これ。前のは汚くなっちゃったし。だから」
そう言って、私のリボンを解き、その白いリボンを結んでくれます。

「遅れちゃったけど。有難うね」
「いいえ」


















「私、今とっても幸せです。」






















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後書き
琥珀:皆さん。ここまで読んでくれまして、ホントに有難う御座います。
月詠:・・・・・・ぷしゅ〜。疲れたあ。私はシリアスは書けないです。
琥珀:そうですねえ。いきなり一人称が志貴さんから私に代わってますし。
月詠:最初から琥珀さんだと難しいかなと思って、そうしたんですが、逆効果でしたね。
琥珀:今度は私と志貴さんの甘甘ラブラブSSですね。
月詠:そやねえ。暫くはギャグになるとは思うけど。
琥珀:あはは。ギャグでもいいですよ。ラブラブなら。(キラリ)
月詠:分かりましたから注射器降ろして下さい。
琥珀:素直な人は好きですよ。
月詠:従わないと今後が大変でしょうに。
琥珀:聞こえない、聞こえない、なあーんにも聞こえません。
月詠:そりゃ、耳塞いでいれば聞こえないでしょうよ。
琥珀:今回はやけに突っかかりますね。
月詠:そんなつもりは。
琥珀:まあいいです。では又来週〜。
月詠:来週に上がればいいけど。
琥珀:(きゅぴ〜ん)見え見えなんだよ!!
月詠:これでも喰らいな!!
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月詠:・・・・・・・ぷすぷす。
琥珀:・・・・・では又今度のSSでお逢いしましょ〜。
月詠:読んで下さいまして有難う御座いました。(ばたん)






















後書きの後書き(舞台裏)
ハイ、有難う御座います。
月詠です。
いやしかし、この人も難しかった。
と言うか私の体にはシリアスは合わないんですねえ。
根がおはらいお笑いの人間ですから。
でも物書きとしては一度は書いてみたいのですよ。
さーて今度は自分の思い通りに書くぞ。
今でも皆さんからのお便り待ってますので、一言でもいいので
掲示板なんかに書いて下さいね。
それでは又次のSSで。








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