後書き
月詠:と言う事で。真逆ココでコレが始まるとは誰も思わなかったでしょうよ。
斬馬:誰も思うか、というか誰が考える?
舞鶴:そうどすえ。これからウチと斬はんとのラブラブなお話が。
月詠:それは無い。ちゃんと終幕って書いてあるだろ?
斬馬:確かにな。だが二話とは随分少ないな。
舞鶴:コレから面白うなるんに。
月詠:いいの。ココで終わって後は滅び行く者の為に、って言う悲壮感だけだし。
斬馬:それでよ。この話の中に出て来る奴らって事実か?
舞鶴:ウチらは創作どすな。
月詠:どれも犯人、あんたら共に創作ですな。
斬馬:なんだと。あれを実際の人物だと思ってる人だっているかも知れんぞ。
舞鶴:大嘘付きどすな。
月詠:いいやん、別に。これも小説の妙って奴だな。
斬馬:流石だ。開き直るなんて、素晴らしいぞ。
舞鶴:清々しいどすえ。そこまで行きはると。
月詠:フッフッフ。何とでも言ってくれ。書いたモン勝ちよん。
斬馬:まったくこの作家と来た日にゃ。
舞鶴:それで、斬はんが「影狼」と言うのも?
月詠:嘘です。(きっぱり)
斬馬:何から何まで嘘で塗り固めたのか。
舞鶴:でもウチへの愛は嘘ではあらしまへんやろ?
斬馬:当たり前だ。俺はそんなに器用には出来てない。
月詠:あ〜、熱いなぁ。熱々だね。
斬馬:殺すぞ、てめぇ。
月詠:勘弁。今俺を殺しても得にならんぞ?
舞鶴:得か損かは難しいどすな。
斬馬:こんな野郎、居なくても問題ねぇ。
月詠:何とでも言え。今の私は書き終えた壮快感しかないのだ。
斬馬:ダメだ。こんな奴殺しても詰まらん。
舞鶴:そうどす。もしかしたら気が変わって続き書くかも知れません。
斬馬:それは無ぇ。
月詠:私よりも先に言い切るとは。
斬馬:お前はそんな奴じゃねぇ。一回止めたらそれでお仕舞いだ。
舞鶴:いけずどすな。
月詠:いけずとか言うな。私の作品の中で一番優遇されているのに。
斬馬:そうなんか?
舞鶴:そうどすなぁ。確かにそうかも。
斬馬:何で?
月詠:唯一ヒロインと一緒になれた奴だから。
斬馬:そうか?そうだな。他のはこうまでハッキリと言っては無いしな。
舞鶴:ウチらが初めてのケースどすな?
月詠:でも最初は舞鶴は身請けされなかったんだけどね。
斬馬:マジか?
舞鶴;ハイ。あのままの関係のままどした。
斬馬:どういう心境の変化だ?
月詠:どうなんでしょ?これ書いたのも数年前だし。
舞鶴:その間に何かあったんどすな?
月詠:何かあったんだろうね。
斬馬:当人ですら覚えてねぇのか。
月詠:何かね。読み直してやっぱ代えるかって。
舞鶴:そのお陰でウチらはこうやって目出度く。
斬馬:それと少し修正とかはしたんだろ?
月詠:大きく変わったのはそこだけ。後は加筆位かな?
舞鶴:大枠はそのまま。
斬馬:ま、いいか。
月詠:ご理解感謝致します。
舞鶴:ウチはいいどすえ。
斬馬:じゃ、〆るぜ?構わねぇな?
月詠:ハイな。それでは態々ここまで読んで下さいまして。
舞鶴:ホンに有り難うどす
斬馬:又逢おうな、って俺らは無理か。
月詠:それでは有り難う御座いました。




















後書きの後書き(舞台裏)
はい。
月詠と言います。
この度は私の作品「新撰組始末記」を御読み頂きまして
真に有り難う御座います。

この作品はもう数年前(実際に覚えていないので)に書いた作品を
こうしてもう一度書き直したものです。

何年前ですかね?
四・五年前位ですか?
そりゃその時とは思考も変わってましょうて。
恥ずかしがりながら今作品を書き直しましたよ。
漸くこの作品も日の目を見たって感じですか。

ああ、他の未だに眠ってる作品たちよ。
もう少し待ってね。
書く気はあるからさ。

今回の作品は皆様よくご存知の新撰組をモチーフにしてます。
しかもかなりの創作率。
主人公からヒロイン、犯人まで。
多種多彩です。
シカモ反則ギリギリです。
もしかしたら反則かも知れません。

でも納得行かないんですよ。
鴨さんの時とか。
辻斬りの時とか。
一応天誅とか言う事になってますが。
それに混じってあんな事だってあったのでは?
鴨さんも内部犯てのが有力ですが、いいやん。
別にいたって(居直り)

とそんな事を思って書きましたですよ。
と、ここでぶっちゃけても仕方無いので。

では
ココまでお付き合いして頂いて有り難う御座いました。

又他の作品でお会いしましょう。

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